微笑み

マルニホームにて整理収納アドバイザーをしています。

未来へ

2014年04月20日 | 日記
結婚して「どんな夫婦になりたいか」と尋ねられた時

「何でも話せる、何でも言い合える夫婦になりたい」と答える方がいる

私は、それは一番いけない形ではないかと思う

それは、私の欠点を誰よりも知っているのに

指摘をすることなく、黙って見守ってくれた主人の姿を見てそう思った

私は結婚して、やはりなんでも話せる夫婦になりたいと思った

話さない事は卑怯だと思った

けれど、お互いの溝は、話せば話すほど深くなっていく事もある

お互いの悪い所を話すのは、あまり気持ちの良いものではない

そして、なんでも言い合ってしまった時の結末は

決して良いものではない事も多い

話さなくてもいい事ってあるのだなと思う

「言わぬは金」とう言葉が今では

その人のやさしさとして、よく理解する事が出来るようになった

では、お互いの溝はどうやって埋めればよいのか友人にたずねてみた

友人は笑って答えた

「忘れちゃえばいいんだよ」って。

決して忘れる事の出来ない事だから、悩み解決しようとしていることを

それを「忘れる」という事は一番難しく、つらい事なのではないかと思う

それを友人は「忘れちゃえばいいんだ」と明るく笑った

女性としての強さを見たように思った

その忘れるとは、彼女にとっては最大のの許しであり愛情である

彼女は、こうして前に進んでいる

全てを振り払い、自分の本当の目的を目指して進む彼女の生き方が

私にはまぶしい

彼女のまぶしい姿と、その生き方が何よりもの励ましになっている

私は自分の過去の深さに引きずられることなく前に進めるその原動力は、

やはり未来からの光の強さだと思う

こんな話を聞いた

「ピラミッドがはじめに出来た所はどこ?」

との質問に、小学生がこう答えたという

「作った人の心の中!」

未来への誓いの種は、誓い戦った人のもとに必ず花を咲かせてくれる

その方程式を知っていれば、どんな嵐にも人はたじろく事はない

私もいつかきっと、味わいの深い春をむかえよう

そう心から思う