考える葦のブログ

さわやかに さりげなく

明日は「地方衰退について」という予告(笑)など

2007-05-19 00:03:41 | 日本の、これから

慌しい一週間。
腹時計ならぬ、体時計が週末を知らせてくれている感じです。
幼稚園の頃から身体に「週」を刻まれていますからね。ボクにとって“習慣”は、「週慣」と書き表しても良さそうです。

今日はテレビのことでも少し書いておきますね。

まずは明日(5/19)の夜、NHKで『日本の、これから』が放送されます。
今回のテーマは「地方衰退」。
番組のホームページには、今回のテーマについてこんな説明が載っています。

地方の衰退は「自己責任」なのか?
行政サービスの競争原理は「地方の再生」につながるのか?
これからの地方のかたちを徹底的に議論する。

今、日本国内で「地方の崩壊」が進んでいます。
衰退する地域の地場産業、税収の激減、人口流出など、地方は衰退を余儀なくされています。財政破たんした夕張市のように、公共サービスが削減され暮らしを圧迫される地方が出てくることが懸念されています。
地方が自立できる処方箋は見つかるのか?徹底的に議論します。

興味深いテーマです。
明日はこの番組を観た感想を書いていると思いますので、
今日は番組を観る前の意見を少し・・・

地方の衰退・崩壊、現実的にはかなりの勢いで進んでいます。
日曜日に日帰りで帰省してきましたけど、親類の不幸があったためでした。
その親類の家はボクが物心ついたころからですから、数十年、老夫婦だけの家庭でした。(ちなみにボクの家は共働き、かつ祖母も働く、共働き×1.5だったため、昼間はこの家庭にボクは預けられていました。昔の相互扶助の「保育体制」ですね。この辺の話は機会があれば改めて。)数年前におじいさんが亡くなられて、その後はおばあさんひとり。しかも足が不自由なため、病院暮らしとなった最期でした。
お子さんは関西や名古屋に出られたままで、すっかり都会暮らしとなっていますので、家はそのまま空き家、言い換えれば「誰も住まない人工建築物」として残ることになります。
ボクの風景がまたひとつ、息をしなくなりました。
実はこんな家が続出しています。
今のままでは、ボクの実家もそうなりかねないことも触れておきましょう。

それがどんな街なのか?想像してみてください。

家は昔のように立ち並んでいる・・・
でも、住む人はいない。

自然の中に孤立することも大変な状況ですけど、人工の中に孤立するのはもっと悲劇かも知れません。
きっと多くの地方がそうなることでしょう。

行政サービスも地方財政も、住む環境もすべて競争となっても、
隣町の若夫婦を子育て環境の競争で奪い合っても、
隣の県の子どもを職場誘致の競争で奪い合っても、
結局、大きな成果はありえない・・・
隣町からではなく、都会から人と活気を取り戻すしかないんですよ。

でも、それは簡単ではない。
本当に地方を必要とするなら、本当に地方の衰退を食い止めたいのなら、
国と都会が積極的に地方に人を返す施策を打つしかないのだと、ボクは思っています。

長くなりそうなので、この話は明日。

みなさん、ハローです。ホディです。

話題の「toto BIG」、6億円の夢に小額ながら投資(?)しました。
同じような夢見る人が多いのか?
このクジの売り上げは、すでに50億円を突破していますね。
システムトラブルのニュースが、さらに話題を集めることになったようです。災い転じてナンとやら?、toto人気はしばらく続きそうな気がします。

今日はテレビの話題でもう少し・・・
昨日は何気なく観ていた深夜番組にサントリーラグビー部監督の清宮克幸さんが出演されていました。
テレビ朝日の「ナンだ!?」という番組です。今週と来週の二回に分けて『監督ってナンだ!?』というテーマを、清宮監督の早稲田ラグビー部監督時代の話などから考えるという内容のようです。
マネジメントにおける「言葉」の重要性について、考えさせられています。

番組の内容とは大きく変わりますけど、気になったのでメモしておきます。

「スポーツの監督は種目の壁を越えて、出来るのか?」

なんて、ボクは考えていましたけど、みなさんはどう思いますか???

つまり野球の監督がラグビーの監督をする、
あるいはサッカーの監督がバレーボールの監督をする、など、
今のところ、あまり聞かない話ですよね。
選手としては難しいんでしょうけど、監督としてならどうなんでしょう?

経済では、最近、成田国際空港会社の社長人事が話題になっていますけど、
官と民の壁を越えて、あるいは業種を超えて、経営をするというのはありですよね。

スポーツならどうなのか?

ボクは、戦術や技術指導などをサポートできるコーチ陣が充実していれば、
そういうスポーツ界の壁を壊す動きがでてきても良さそうな気がしますね。

最後に、ようやくシーズン3に突入しようかという状況の「LOST」(アメリカのドラマです。)について。
気になるというか、ある意味、衝撃的な記事をインターネットで見つけました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070518-00000002-flix-movi

残り48エピソードで終了する予定であることが発表された」ことは良しとしても、
今後は、1シーズン16エピソードを放送し、最終話は2010年に放送される予定」なのだとか。

今年は2007年。まだあと3年・・・
毎月一冊ペース、あと1年の「北方水滸伝」(ちなみに8巻、今日発売)よりも長くかかるのか、
と思うと・・・


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