春のラグビー、チームの自我

今日は久しぶり、約３ヶ月ぶりのラグビー観戦。約４ヶ月ぶりの国立競技場でした。
試合はいつものように早稲田大学と、相手は韓国の強豪・高麗大学。
ラグビーのシーズンは主に秋から冬ですので、春は練習試合的な位置付けですが、すっかり毎年の定例行事、今年で３回目の日韓大学ラグビー交流試合ということもあり、高麗大学がかなり強そうだと聞いていたこともあり、何より天気が最高だということで神宮外苑まで出かけてきました。

おかげさまで天気は最高。少し暑かったですけど、メインスタンド側の屋根の下での観戦でしたので、日差しは避けられました。湿度も低く、昨日よりは数段カラッとして、風が心地良い感じでしたね。
国立競技場はバックスタンド側のスタンドの改修工事中だったそうです。向こう側に観客のいないスタンドというのも不思議な光景ですね。
メインスタンドには思っていた以上に多くの観客がいました。１万人弱くらいはいたのでしょうか。

みなさん、ハローです。ホディです。

今日の試合については最後にもう少しだけ触れます。
いつもブログを読んでいただいている方はご存知かと思いますが、ボクは３０年来のジャイアンツファン、２０年来の早稲田ラグビーファンです。最近くだらないことを考えるのが趣味なので、何が好きなんだろうと考えていたんですけど・・・
分かりません。

３０年前のジャイアンツと今のジャイアンツはもちろん選手は全く違いますし、当時はオーナーもワタナベさんという人ではなかったですし。また２０年前のワセダと今のワセダも同様に違います。プロの野球チームは１０年もすればほとんどの選手は入れ替わりますよね。大学生のチームは４年で必然的に入れ替わります。
そうなると・・・昨日も書きましたけど、チームの「自我」と言うか、「アイデンティティ」と言うか、チームの何が好きなんでしょうね・・・

変わっていないのは、チームの名前くらいでしょうか。じっと考えると当たらずしも遠からずという感じもしますけど、もちろんそれだけではないでしょう。
そんなことを考えていると、早稲田ラグビーのホームページから「俺たちにはワセダの血が流れてる」という名言を目にしたんですけど、そういう「ワセダの血」という目に見えない「つながり」（今風に言えばDNAと言えば良いでしょうか。）を伝承してきたチームが好きなんだと・・・
相変わらず泥沼ですので、今日もスタートに戻って終わりにしておきますね。

少しだけ自分のためだけのメモを・・・
「つながり」は結局は自分の主観であり、人それぞれが感じる「つながり」があります。そういう「つながり」が複雑に絡まりつつも、多くの人が一体感を感じるファンという集団、あるいは様々な共同体。
スポーツだけではなく、いろいろな人（例えば妻や子）やモノにも当てはまりますよね。そして自分（自己愛）や国（愛国心）にも。
ディープすぎますので、今後の楽しみに取っておきます。

さて、最後にもう少しだけ、早稲田大学対高麗大学。
学生スポーツの宿命で昨年の４年生が去り、新たな新入生を迎え、さらにカリスマ監督・清宮監督（現サントリー監督）が退任し、中竹新監督を迎えた早稲田大学。ちなみに今日の先発メンバーで、昨シーズンの大学選手権決勝に先発出場していたのは、3畠山選手、8豊田選手、9矢富選手、10曽我部選手、13今村選手、15五郎丸選手の６名。昨年までのチームとはやはり違います。
対する高麗大学。残念ながら詳しい情報は知りません。
でも、メンバー表を見ると、FWの選手の体重が背番号の順で130、105、125、107、105、95、105、100、平均体重109.0ｋｇ。平均身長は182.3ｃｍ。最近大型ＦＷと呼ばれることも多い早稲田ＦＷが平均体重97.3ｋｇ・平均身長179.0ｃｍですので、数字的にはかなり大きいといえます。

結果は前半から優位に試合を進めた早稲田が36-19で勝利。
数字的には劣るＦＷも含めてほぼ全体的に押し気味だった気がします。
でも、キックオフのボールが上手く制御できなかったり、ラインアウトが乱れたり、観ていて今日の天気ほどは爽快感のない試合でした。伝説の興奮が冷めきらない春のはじめですので、望みすぎでしょうか。
何はともあれ、今日の試合の最大の目的は日韓交流戦。お互いにいろいろ得るものがあったでしょう。今後も「つながり」を大切にして欲しいと願っています。