白熱。激闘。
雨の影響も受けずに順調に日曜日に決勝戦を迎えた高校野球。
結果は延長15回の息詰まるような投手戦の末に1-1の引き分け。
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20060820&a=20060820-00000018-mai-spo
明日、再試合。
今年の甲子園は劇的な試合の連続ですね。ホームラン数だけではなく、選手の粘りも過去最高の大会でしょう。
今日もテレビの前から離れることができませんでした。
真夏のグラウンドで、両チームともすばらしいプレーでしたね。
でも、非情なルールは両チームとも優勝とすることなく、明日もう一度・・・
サッカーのワールドカップでも感じたんですけど、決勝戦は最後まで決着をつけなくても良いんじゃないか、と。。。両チームとも優勝でいいですよね。
それでも、明日は暑い球児たちがもう一度戻ってきます。
ボクの気持ちは「どっちも負けるな」です。
がんばって欲しいですね!
みなさん、ハローです。ホディです。
甲子園の時期は多くの人が故郷を思い出す・・・
ボクの子どもは大きくなったら、どの県の高校を応援するのか?
それともプロチームと同じように好きなチームができて、そのチームを応援するのか?
都道府県ごとの代表なんてチーム数や強さが違うので「不合理」だ、なんて、甲子園のあり方すら変わってしまうかもしれませんね。そうして、思い出す故郷もなくなってしまうのかも・・・
さて、今日は日経新聞の記事を二つ。
ひとつは社説、「よみがえれ地域社会」。地方分権てこに定住人口増やす努力を。
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20060819MS3M1900F19082006.html
もうひとつは26面のコラム「中外時評」、人・企業の都市集中は悪か。
社説は日経らしい、相変わらずの自己努力論。
地方分権で自由となる裁量を生かして、地域ごとにアイデアを競え、と。そこで上手くいった地域だけが生き残る・・・
まぁ、それもそうだな、と。
寂しい気もしますけど、こういう意見もあるでしょう。
しかし、地域間で競い合って、隣の市や村の人口を奪って、「人口が増えました」では単なる問題の先送りでしかありません。言葉は悪いですけど、東京から人を奪い返す、そんな地域の政策が必要なのでしょう。
そして、朝から脱力したのが、平田育夫さんの記事。
都市集中は是か、非か・・・
筆者も東京一極集中への批判的な論評などには、かねがね違和感を覚えていた。都市集中が成長に有効なのは疑う余地がない。
平田さんはこのように書かれていますけど、ボクらはそろそろ「都市集中が何の成長に有効なのか?」を考えなければいけない時期に来ているような気がします。
東京一極集中は今まで何の成長をもたらして、次に何の成長をもたらすのか?
一極集中の一方で、地方は衰退しつつあります。
地方が嫌だったら、東京に出てくればいいじゃないか・・・という意見もあるかもしれない。でも、本当にボクらはそれでいいのか?
近い将来、ニューヨークか、シャンハイか、ムンバイか、ナイロビか、ベルリンか、どこかから、
一極集中で何が悪い?
都市は効率的じゃないか。
と、言う論説を高齢化の進んだ衰退しつつある都市トウキョウで目にすることになるかもしれない。
そんな時、ボクらはどう感じるだろうか?
そして、何の成長を求めるのだろうか?
確かに経済効率の点から見れば、一極集中はいいことかもしれませんが、物事を経済効率だけで考えていいのか、大いに疑問です。
>物事を経済効率だけで考えていいのか・・・
おっしゃるとおりだとボクも思います。
しかも経済効率と言いつつ、とても視野の狭い経済効率の追求となってしまい、農業などの本来基幹であるべき産業はそもそも非効率なので外国頼り・・・
これじゃダメですよね。。。