トラ姫に余命宣告がでたわけですが、まあ覚悟はしてました。
ネットで色々調べると、大体の察しはつきますよ。
なんで、こんな診断に半月もかかるのさ。
エコーでわかるって書いてありますよ。
一応、先生から、診断が遅れたお詫びの言葉があったので、まあいいです。
それで、先生としては、1ヶ月半の余命を半年に延ばすべく治療の提案があったのですが、お断りしました。
吐き気止めだけもらいます。
家族会議の結果、たとえば胃潰瘍とか、治る見込みのあるものなら手術でも何でもここで受けさせる。
一生の持病になっても、命にかかわらないなら近所の病院に戻って通院。
最悪、癌ならもう長く苦しめる事はないので無駄な治療はしない。
と決めてありました。
その時私達の頭にあったのはホスピスのように、苦痛だけ取り除く緩和ケアです。
でも・・ペットにその考え方はないのですね。
あるのは治療か安楽死です。(安楽死は、ちょっと抵抗があります。)
治療も安楽死も選択しない、私達はただ放置するひどい飼い主に見えたでしょう。
その後の病院の対応はとても冷ややかでした。
違うんです、先生。
爪も延ばしっぱなしの薄汚いネコですが、噛み付きネコで懐いてもいませんが
私達、この子を見捨てていません。
お願いですから、モルヒネか何かこの子に痛み止めを下さい。