ある日の気づき

ベネズエラーガイアナ間の領土紛争

ガイアナ情勢が急速に悪化ZH ←この記事へのコメントを独立させた。
# ↑この ZeroHedge の記事は、ベネズエラ/マドゥロ側の法的論理を伝えていない。
# Internationalist 360°(←日本語への翻訳機能あり)の記事を2本リンクしておく。
# (1) ベネズエラ、ガイアナとのエセキボ紛争の外交的解決を促し、
#                    同地域を軍事化しようとする米国の試みを非難
# (2) 多国籍企業が戦争を始めるとき: ベネズエラ・ガイアナ事件
# 2023-12-13: ガイアナは、ようやくベネズエラとの外交協議に応ずる気になったようだ。
# https://www.rt.com/news/588827-venezuela-guyana-to-talk-territorial-dispute/
# 多分、下記↓軍事バランス状況を背景にしたベネズエラの強硬姿勢は、この協議が目的。
# https://qrude.hateblo.jp/entry/2023/12/13/050000
# 「ベネズエラの軍隊は、現在のメルコブリティッシュの軍隊(88,000対74,000)よりも
# わずかに大きいという事実が、事態に辛味を加えている。」
https://mekong.hatenablog.com/entry/2023/12/10/093029
「「マドゥロの鉄拳」-なぜベネズエラは全面戦争のリスクを冒すのか? 」
# ↑かってのイラクと違って、ベネズエラは武力行使に踏みきってはいないのだから、
# 「全面戦争のリスク」は大袈裟。^^; 「領有権主張の確認」程度は「容認可能なリスク
# (acceptable risk) 」というベネズエラの判断は、必ずしもおかしくはないのでは?
# 欧米諸国は*既に発生した*紅海でのフーシ派の武力行使への対応に忙しいはずだし、
# 「国民投票による領有権の確認」は、軍を動かす口実としては弱過ぎる。
「エスキボ(Esequibo)地域として知られる石油が到達する領土は歴史的に自国のもの
だったが、大英帝国によって奪われたと主張している。」
「米国はもはや唯一の地政学的勢力ではなく、力の分布も多様化している。復活した
ロシア、中国、インド、イランなど、新たなアクターが地政学的状況を多極化へと変化
させ、その結果、他の国家はサダム・フセインと同じ運命をたどることなく、独自の
動きをする政治的余地を見出すことができるようになった。」
# ↓とは言え、「外交政策上の保険」として、ロシアの支持を確認したのだろう。
https://note.com/spiderman886/n/n6e82ef1fca61
「プーチンとマドゥロ、国際的議題について意見交換 - クレムリン」
「ロシアの指導者は、ベネズエラの経済と主権を強化するベネズエラ指導部の努力を
モスクワは支援し続けると述べた。」

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