日付 :2011年2月26日~27日
天気 :晴れ
コース:白馬五竜スキー場→小遠見山→大遠見山→西遠見山近辺→白馬五竜スキー場
日曜日の天気予報は、あまり良くなかったが、天気図から判断すると必ず晴れると思った。
深い雪のラッセルをしたいなら、ここへ行くがいい。
ここというのは遠見尾根。
最近の、少し物足りない雪山山行を打破したかったのだ。
思う存分、雪まみれ。
前回は、途中から独りのラッセルとなり、大変な思いをしたが、・・・
今回は違った。
強力な学生4人パーティや、2人組のパーティ、単独の男性・・・。
交代しながらのラッセル。
くたびれて休む男。
新雪をガシガシ進む。
ノドがカラカラになるほど。
追い抜かれるとき、
「トレースありがとうございます。」
そう言われて、なんだかすごく嬉しかった。
苦しい尾根の雪の道。
何だか勝手に、連帯感みたいなものが生まれた。
「『ありがとう。』 この一言は、必要だな。」と思った。
1日目は風もなく、暖かだったが、」
念には念を入れて、しっかりした雪壁を作った。
夜も静寂の世界。
静かすぎて怖いほどだった。
日が登る頃、風が吹き始める。
ドンドン強くなる風。
雪壁をしっかり作っておいて、助かった。
日が登る。
雪面を赤く染めたが・・・。
真っ赤に染まる鹿島槍ヶ岳が見たかったのだが、
前回ほど赤くならず。
まあこれでいいのだ。
「また来ればいいさ!」
ヒマラヤ襞。
強い風が作る風景。
圧巻だ。
自分の中で、最高だと思う風景。
お気に入りの場所だ。
白岳への登りがどうしても決心できない。
雪崩と突風と。
いつか条件が良い時に、挑戦したいと思う。
詳細はいつか。
その他の五竜岳のレポはこちら。
我らが幕営地はまだ雪の締りがイマイチでしたので、雪壁は当てにできず、下へ下へと1.5m掘りこみました(笑)。
それまでも素敵な写真達に感動して、何度か書こうとは思っていましたが…。
夜空の星達と雪山の風景、感動して涙がこぼれる程でした。
言葉を失います
雪山の連帯感、いいですよね
同じ山を同じときに歩くモノ同士だけに
伝わる気持ち。なんてことない一言
ありがとうも、ココロに残りますよね。
ラッセルも、ありがとうも、ヒマラヤ襞も 最高です♪ このところハイキング的な歩きばかりの自分です。あぁ、羨ましい。
「ありがとう」、嬉しいですよね(^_^)
夜明けから風が強かったようですが、
壁は今回も見事ですね。
候補だったんですか~?
ん~、残念です。
2日日の風はすごかったのですが、1日目は風なし、トレースあり、展望よし。
よかったですよ。
ぜひ、行ってみてください。
遠見尾根の雪の締まりは程よく、簡単にできました。
私もまずは掘りますが、1mくらいになると雪が逆に硬かったです。
ミータカさんたちにも行ってもらいたいです。
NIKONの方ですよね。
コメントありがとうございます。
先日はどうもありがとうございました。
おさるさんのお仲間さんたち、楽しそうで羨ましく思います。
写真どうもありがとうございます。
そうおっしゃっていただくと、俄然ブログUPもがんばれます(苦笑)
これからも起きていれば、夜の写真も撮っていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。
ヒマラヤ襞、きれいです。
気温が上がると崩れてしまいそうなので、このときは見ることができてとてもラッキーでした。
そう、同じ目標に対して、みんなで道を作っていく。
お互い、「ありがとう」なんて声を掛けあいながら進んでいけば、俄然、力が湧いてきましたよ。
おっしゃるとおり、ココロに残る言葉でした。
ここからの眺めは最高ですよ。
私は雪の時期が一番好きですが、紅葉の時期もとてもきれいです。
カモシカさんも体調を整えて、良くなったら挑戦してみてください。
いいところですよ。
ヒマラヤ襞、すごかったです。
圧倒されてしまいました。
またここの尾根は、五竜岳から鹿島槍ヶ岳への八峰キレットや、唐松岳から白馬三山、はたまた戸隠や浅間山もくっきり見えます。
しょももさんも連休を利用して、チャレンジしてください。
しょももさんの雪壁も、そろそろ復活するのでしょうか?
楽しみにしていますよ。