日付 :2010年5月2日(日)
天気 :晴れ
コース:三股ゲートP→三股→蝶ケ岳ヒュッテ
私の勤める会社は、基本的に暦通りのお休みがもらえる。
GWのお休みは、5月1日から5日まで。
1日が晴天の天気予報だったのだが、自動車を修理に出しており、
代車を1日の午前中に借りられるということで、1日の午前以降に出発することになる。
1日、自宅でゆっくりすることになった。
そんな中、atsu510さんのtwitterで、「今、中房温泉」らしき言葉が。
その後の行程が書かれていなかったので、
「中房から槍に抜けるか?」
「中房から常念?蝶まで?」
そう、想像ができたのであった。
もともとの私の計画は
「三股→蝶ケ岳ヒュッテ→常念小屋→大天井岳往復→常念小屋→三股」
であった。
「もしかしたら、すれ違うかも?」
「すれ違うとすれば、3日の午前中か?」
「日程からすれば、やっぱり槍か?」
などと思いを巡らしながら、山に向かうことになった。
もしバッタリできたら、
以前話していた、車の交換縦走ができる。
1日早くatsu510さんが下山するだろうから、車のキーを渡そう。
「三股から中房まで運転してくれるだろうか?」
「代車を見つけてくれるだろうか?」
「中房まで運んでくれたとして、自分が自分の車(代車)を見つけることができるだろうか?」
「ナビなしの代車で、atsu510さんが三股から中房に辿りつけるのか?」
「間違って、代車でatsu510さんが東京へ帰ってしまわないだろうか?」
「キーはうまく受け渡しができるだろうか?」
などなど、勝手に心配ごとを頭に浮かべていた。
1日夕方、弱力女の「いってらっしゃ~い!」をうけ、じたくを出発。
出発前、自分も忘れるかもしれないし、atsu510さんに伝える必要があるため、
代車とナンバープレートを写真におさめておいた。
昨夜は早めに三股の駐車場に到着し、グッスリ眠る。
グッスリ眠りすぎ、8時に起床。
「まぁ、今日は登りで大変だけど、そんなに時間もかからないだろう。」
安易な考えで、寝坊を容認していた。
まずは、ゲートから三股の登山口まで林道を歩くことになる。
ほんのひと歩き。
登山口に到着。
係りの人がいて、登山届の回収を行っていた。
苔の美しい緑。
もう、「雪のシーズンは終わりだな。」と残念な気持ちを抱きつつ、
歩を進める。
常念岳への分岐を左に折れ、蝶ヶ岳方面に進路をとる。
すぐに大きなつり橋が現れる。
慎重に渡った。
カラマツの樹林帯をせっせと登っていく。
雪がすぐに出てきて、トレースがなければ、不明瞭なところもありそう。
しかし、今回はGWの2日目。
しっかりしたトレース、迷うことはない(だろう)。
途中、ちょっとしたトラバース。
ステップが切ってあり、問題はない。
ただし、そこは雪崩の通り道であった。
そそくさと写真を撮って、通り過ぎた。
標高を上げていくと、向かう先右側に、常念岳が見えていた。
俄然、やる気にはなるが、沈む雪に手間取り、汗が噴き出していった。
気温も上昇し、一歩一歩進むのがやっと。
熱くなる身体をクールダウン。
常念岳の展望を見ながら、登っていくのである。
蝶ヶ岳への登り。
意外に急である。
睡眠充分。
気合十分。
いつになく、先行者を少しずつ追い抜くことができた。
なんとも、眩しい稜線。
日焼け止めを、ベタベタに塗りたくり、真っ白な顔になっている。
汗びっしょりで休憩していると、
「顔色悪いですよ。」
っと心配顔で覗きこまれる。
確かに、暑さと重さと汗びっしょりの姿。
そう見えるのかもしれない(苦笑)
最高の青空の下。
登っていくのである。
13時20分、蝶ヶ岳の頂上に到着。
およその所要時間、5時間弱。
ほぼ、コースタイム通り。
よく頑張りました(苦笑)
ここまで来ると、向かい側には槍穂の景色がバッと広がっていた。
なんともデッカイ風景だ。
早速テントを設営する場所を探す。
雪のブロックの造りやすい場所と、程よく硬い雪のところを選んだ。
ここだと思う場所を決めたら、ブロックを造って、積んでいく。
こんなことを毎週のように行っていると、それなりに壁作りは早くきれいにできる。
隣りで壁を造っているお兄さんが、
「(壁造りが)うまいね~!」
褒められて、少し鼻が高くなっていた。
「造ったブロックは、手で積んでいくんです。」
偉そうに、アドバイスなんぞしてみたり・・・。
いま思うと、少し恥ずかしい。
雪から水を造ることもできるが、面倒なのと雪が汚れているかもしれないことから、
小屋の蛇口から2リットルをいただいた。(1リットル150円)
今回の4日分の昼用の食料。
必要以上で、安心だ。
おつまみをスナック菓子を中心に3回分。
スナック菓子は嵩張るが、ザックが大きいので、そのままブッ込んで入れている(苦笑)
日が沈んでいくのを、ビールとともに眺めていた。
この時期、ここからの夕日は、キレットに向かって沈んでいく。
今日一日の最後の光を、思いっきり、放っていた。
穂高の勇姿。
日が沈んだ後も、しばらく赤く空が染まっていた。
続きはこちら。
天気 :晴れ
コース:三股ゲートP→三股→蝶ケ岳ヒュッテ
私の勤める会社は、基本的に暦通りのお休みがもらえる。
GWのお休みは、5月1日から5日まで。
1日が晴天の天気予報だったのだが、自動車を修理に出しており、
代車を1日の午前中に借りられるということで、1日の午前以降に出発することになる。
1日、自宅でゆっくりすることになった。
そんな中、atsu510さんのtwitterで、「今、中房温泉」らしき言葉が。
その後の行程が書かれていなかったので、
「中房から槍に抜けるか?」
「中房から常念?蝶まで?」
そう、想像ができたのであった。
もともとの私の計画は
「三股→蝶ケ岳ヒュッテ→常念小屋→大天井岳往復→常念小屋→三股」
であった。
「もしかしたら、すれ違うかも?」
「すれ違うとすれば、3日の午前中か?」
「日程からすれば、やっぱり槍か?」
などと思いを巡らしながら、山に向かうことになった。
もしバッタリできたら、
以前話していた、車の交換縦走ができる。
1日早くatsu510さんが下山するだろうから、車のキーを渡そう。
「三股から中房まで運転してくれるだろうか?」
「代車を見つけてくれるだろうか?」
「中房まで運んでくれたとして、自分が自分の車(代車)を見つけることができるだろうか?」
「ナビなしの代車で、atsu510さんが三股から中房に辿りつけるのか?」
「間違って、代車でatsu510さんが東京へ帰ってしまわないだろうか?」
「キーはうまく受け渡しができるだろうか?」
などなど、勝手に心配ごとを頭に浮かべていた。
1日夕方、弱力女の「いってらっしゃ~い!」をうけ、じたくを出発。
出発前、自分も忘れるかもしれないし、atsu510さんに伝える必要があるため、
代車とナンバープレートを写真におさめておいた。
昨夜は早めに三股の駐車場に到着し、グッスリ眠る。
グッスリ眠りすぎ、8時に起床。
「まぁ、今日は登りで大変だけど、そんなに時間もかからないだろう。」
安易な考えで、寝坊を容認していた。
まずは、ゲートから三股の登山口まで林道を歩くことになる。
ほんのひと歩き。
登山口に到着。
係りの人がいて、登山届の回収を行っていた。
苔の美しい緑。
もう、「雪のシーズンは終わりだな。」と残念な気持ちを抱きつつ、
歩を進める。
常念岳への分岐を左に折れ、蝶ヶ岳方面に進路をとる。
すぐに大きなつり橋が現れる。
慎重に渡った。
カラマツの樹林帯をせっせと登っていく。
雪がすぐに出てきて、トレースがなければ、不明瞭なところもありそう。
しかし、今回はGWの2日目。
しっかりしたトレース、迷うことはない(だろう)。
途中、ちょっとしたトラバース。
ステップが切ってあり、問題はない。
ただし、そこは雪崩の通り道であった。
そそくさと写真を撮って、通り過ぎた。
標高を上げていくと、向かう先右側に、常念岳が見えていた。
俄然、やる気にはなるが、沈む雪に手間取り、汗が噴き出していった。
気温も上昇し、一歩一歩進むのがやっと。
熱くなる身体をクールダウン。
常念岳の展望を見ながら、登っていくのである。
蝶ヶ岳への登り。
意外に急である。
睡眠充分。
気合十分。
いつになく、先行者を少しずつ追い抜くことができた。
なんとも、眩しい稜線。
日焼け止めを、ベタベタに塗りたくり、真っ白な顔になっている。
汗びっしょりで休憩していると、
「顔色悪いですよ。」
っと心配顔で覗きこまれる。
確かに、暑さと重さと汗びっしょりの姿。
そう見えるのかもしれない(苦笑)
最高の青空の下。
登っていくのである。
13時20分、蝶ヶ岳の頂上に到着。
およその所要時間、5時間弱。
ほぼ、コースタイム通り。
よく頑張りました(苦笑)
ここまで来ると、向かい側には槍穂の景色がバッと広がっていた。
なんともデッカイ風景だ。
早速テントを設営する場所を探す。
雪のブロックの造りやすい場所と、程よく硬い雪のところを選んだ。
ここだと思う場所を決めたら、ブロックを造って、積んでいく。
こんなことを毎週のように行っていると、それなりに壁作りは早くきれいにできる。
隣りで壁を造っているお兄さんが、
「(壁造りが)うまいね~!」
褒められて、少し鼻が高くなっていた。
「造ったブロックは、手で積んでいくんです。」
偉そうに、アドバイスなんぞしてみたり・・・。
いま思うと、少し恥ずかしい。
雪から水を造ることもできるが、面倒なのと雪が汚れているかもしれないことから、
小屋の蛇口から2リットルをいただいた。(1リットル150円)
今回の4日分の昼用の食料。
必要以上で、安心だ。
おつまみをスナック菓子を中心に3回分。
スナック菓子は嵩張るが、ザックが大きいので、そのままブッ込んで入れている(苦笑)
日が沈んでいくのを、ビールとともに眺めていた。
この時期、ここからの夕日は、キレットに向かって沈んでいく。
今日一日の最後の光を、思いっきり、放っていた。
穂高の勇姿。
日が沈んだ後も、しばらく赤く空が染まっていた。
続きはこちら。
3日目三脚マンさんとばったりしたときは
こちらはとっても驚きましたよ~!!笑
無料回想滞りなくすんでよかったですよね。こちらも助かりました。
GWなんだかとてつもなく昔のことのようです。
狙ってました(苦笑)
こちらこそ、見つけた時は、ドキドキ。
超緊張しましたよ。
車の回送もありがとうございました。
心配もしていましたが、車があってよかったです。
ありがとうございました。