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一人でも多く助かれば or 命を失えば

みなさん、こんばんは。hkです。

突然ですが学生時代、私は英語会に所属してDebate(ディベート)を経験しました。英語会におけるディベートとはある命題に対し、皇帝側と否定側に分かれてそれぞれがその正当性を主張し、どちらが優勢だったかをジャッジが決めるゲームです。

例えば、現状に問題があってこのままでは10人が亡くなってしまう、そこで肯定側が提唱する政策を取れば救える、と主張します。対して否定側は、肯定側の政策を取ればその10人は救えるかもしれないが他の11人が亡くなってしまって差し引き1人の命がよけいに落とされる、よって肯定側の政策をとるべきではない、と主張したとします。いずれの主張も正しいのならば、肯定側の主張は退けられるでしょう。絶対的なものではありませんが、企業における意思決定方法の一つでもあります。

いま、親会社の制度変更により親会社から子会社への出向者に対して親会社が行っていたことを、子会社に行って欲しいと依頼されています。親会社の負荷が非常に高まるからだそうです。しかし、これまで子会社では経験のない業務なので新たなシステムを組む必要があり、相当の労力を要することになります。また、システムを組んだ後も、それなりの負荷が高まることが予想されます。

親会社が行い続けることによる負荷の高まりをA時間/月。子会社のシステム変更に要する時間をB時間、子会社が行うことによる負荷の高まりをC時間/月とします。もし、「A×Xカ月>B+C×Xカ月」となるXが存在し、かつ現実的な数字ならば子会社に移すのがグループ全体としてメリットがあり子会社も納得するでしょう。そうでないなら移すことはやめるべきです。

このような議論ができない現実に悩んでいるこのごろです。


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