NTX野口和裕さんが最近出された
を読み終えた。
タイトルに“SEのための”とあるが、SEでない私も読みながら、知らず知らずのうちに自分のこれまでの人生を振り返り「自分は、人生に何を求めているのか?」「自分の社会的使命とは何か?」を自問していた。そういった意味で本書は、これからの人生どうしようかと悩むすべての職業人にとって、様々なヒントを与えてくれるものだと思う。
内容は、野口さんご自身の経験から導き出された4原則、3スキル、3基準
<新人時代の4原則>
・原則1:自分のために仕事をする
・原則2:顧客の悩みを考える
・原則3:武器を持つ
・原則4:与えられたことに全力で取り組む
<中堅時代の3スキル>
・スキル1:コミュニケーション力
・スキル2:チームワーク力
・スキル3:育てる力
<ベテラン時代の3基準>
・基準1:やりたいこと
・基準2:できること
・基準3:やるべきこと
に沿って解説してある。
シンプルで、かつ、非常にわかりやすくまとめられた枠組みだ。
企業内人材育成を生業とする私の立場から言うと、本書は企業内教育制度の中でも特に、20歳代後半から30歳代前半あたりの社員への「キャリア開発」をテーマとした研修の副読本として活用してみたい。
特に我がグループでは、SE、技術、設備などの技術職の人が多い。その中には自分のキャリアに幅を持たせようとか、自分の専門領域以外に興味を示そうとする人が少ないという傾向にある。
私の同僚のK君も、W君もそうだ。彼らはいつも「僕は、SEですから...。他のことはできません。」とか「後輩の面倒を見るなんて、僕にはどうしたらいいかわかりません...。僕には向いていないんです。」などと言う。
説教じみてしまうので、あえて私からああしろこうしろとは言いたくない。その代わりに、K君やW君のような人たちには、是非、本書を読んでもらいたいと思う。同じSEの先輩である野口さんの経験、気づき、考え方を読めば、私がとやかく言うよりも、何か感じてくれるだろうと思うのである。
![]() | SEのための「どこでもやれる力」のつけ方野口 和裕技術評論社このアイテムの詳細を見る |
を読み終えた。
タイトルに“SEのための”とあるが、SEでない私も読みながら、知らず知らずのうちに自分のこれまでの人生を振り返り「自分は、人生に何を求めているのか?」「自分の社会的使命とは何か?」を自問していた。そういった意味で本書は、これからの人生どうしようかと悩むすべての職業人にとって、様々なヒントを与えてくれるものだと思う。
内容は、野口さんご自身の経験から導き出された4原則、3スキル、3基準
<新人時代の4原則>
・原則1:自分のために仕事をする
・原則2:顧客の悩みを考える
・原則3:武器を持つ
・原則4:与えられたことに全力で取り組む
<中堅時代の3スキル>
・スキル1:コミュニケーション力
・スキル2:チームワーク力
・スキル3:育てる力
<ベテラン時代の3基準>
・基準1:やりたいこと
・基準2:できること
・基準3:やるべきこと
に沿って解説してある。
シンプルで、かつ、非常にわかりやすくまとめられた枠組みだ。
企業内人材育成を生業とする私の立場から言うと、本書は企業内教育制度の中でも特に、20歳代後半から30歳代前半あたりの社員への「キャリア開発」をテーマとした研修の副読本として活用してみたい。
特に我がグループでは、SE、技術、設備などの技術職の人が多い。その中には自分のキャリアに幅を持たせようとか、自分の専門領域以外に興味を示そうとする人が少ないという傾向にある。
私の同僚のK君も、W君もそうだ。彼らはいつも「僕は、SEですから...。他のことはできません。」とか「後輩の面倒を見るなんて、僕にはどうしたらいいかわかりません...。僕には向いていないんです。」などと言う。
説教じみてしまうので、あえて私からああしろこうしろとは言いたくない。その代わりに、K君やW君のような人たちには、是非、本書を読んでもらいたいと思う。同じSEの先輩である野口さんの経験、気づき、考え方を読めば、私がとやかく言うよりも、何か感じてくれるだろうと思うのである。
こんにちは。
本の紹介と感想ありがとうございます。
ZOFFYさんのブログで本を紹介してもらえるとは、とても光栄です、非常にうれしいです。
この本を読んで、何か役に立った!と思っていただける方がいれば本望です。
本を書く過程で、ZOFFYさんのBLOGの本の紹介記事が大変役に立ちました。この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。
次は、ZOFFYさんの本ですね。
楽しみにしております(^_^)
こんばんは。
本書、読ませていただきました。
いろいろ学ばせていただきました。
野口さんは、ホント、いろんな情報をお持ちですよね。引用文献には、私の知らないい情報がたくさんありました。また、勉強させていただきます。
それに、4原則、3スキル、3基準という構成が良いですね。今どこを読んでいるのかが解かりやすい!
実は、今私が同僚一緒に書いている本でも、構成に悩んでいるのです。とりあえず、えいやって感じですけど...。
最後に。
本書には「SEのための」ってありますが、私を含め今、そしてこれからの職業人生をどうしていこうかって悩むすべての人に読んでもらいたいですね。
野口さん自身の体験、特に自分の弱さやそれを克服していった経緯が具体的で、野口さんが体験したような同じ悩みを持つ人にとって、非常に有益だと思います。
早速、うちの同僚のK君、W君にも本書を紹介したいと思います。