雲のたまてばこ~ゆうすげびとに捧げる詩とひとりごと

窓の雨つぶのような、高原のヒグラシの声のような、青春の日々の大切な箱の中の詩を、ゆうすげびとに捧げます

天使

2011年04月15日 | ポエム



 天使 engel

お前は突然
やぶのなかから姿をあらわし
そして僕は
お前の美しい舞いにすっかり見とれていた

お前といっしょに飛んでいるうちに
ふわりふわりと
僕のこころはいつか
おとぎのくにを歩いていた

(1974)
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