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【#朝鮮日報】「世界平和の敵」「政治ウイルス」「人間であることを放棄」

2020-05-02 03:07:12 | 海外の反応
中国が米国務長官に浴びせた言葉の数々

 マイク・ポンペオ米国務長官=写真=が連日、中国の「新型コロナウイルス責任論」を提起している。これに対抗して中国国営メディアはほぼ毎日、「人間であることを放棄した」とポンペオ長官を攻撃している。香港紙の明報は「ポンペオは1979年の中国と米国の国交正常化以降で、中国が最も憎む米国の官僚になった」と表現した。

 ポンペオ長官は29日(現地時間)、米フォックス・ニュースのインタビューで、「中国共産党は(新型コロナウイルスの)大流行がどのようにして中国の外に出て、世界に広がったのか説明する義務がある」と語った。同長官はこれまで、新型コロナウイルスを「武漢ウイルス」と呼び、「中国が情報を共有しなかったため、とてつもない苦痛と人命の損失をもたらした」と中国の共産党を批判してきた。

 中国国営メディアはポンペオ長官をターゲットにして一日も欠かさず攻撃している。人民日報は27日の社説で、ポンペオ長官を「世界平和の敵」と表現、「口を閉じて世論に耳を傾けよ」と、30日には、「毒性外交をまき散らすポンペオがどこまで行けるのか見てみよう」と書いた。国営中国中央テレビは28日の看板ニュース番組『新聞聯播』の国際評論で、ポンペオ長官は新型コロナウイルスを武漢ウイルスと呼び、中国と対立するなど、「4つの罪を犯した」として、「人間の最低基準すら壊してしまった」と報じた。また、米メディアの報道を引用して、「最悪の国務長官」「透明人間」などとも呼んだ。

 外交関係者の間では、2019年10月30日にポンペオ長官が米ハドソン研究所で「中国共産党は米国に対して実に敵対的だ」という演説をしたため、両国は引き返せなくなってしまったとの見方が多い。そうした中で新型コロナウイルスの感染が拡大、ポンペオ長官は米政府関係者はもちろん、主要国の高官の中で最も強く中国責任論を取りざたしているため、中国は同長官を「政治ウイルス」と批判している。

 中国の「ポンペオたたき」の背景には、ドナルド・トランプ米大統領に対する非難を抑え、米中関係を維持しようとする計算もある。中国外務省が先月30日に明らかにしたところによると、楽玉成・筆頭外務次官は米NBCのインタビューで、「(トランプ大統領のスローガンである)『米国を再び偉大に』と、中国が追求する『中華民族の偉大なる復興』の目標は完全に共に推進することができる。両国指導者のコミュニケーションが必要だ」と語った。

北京=パク・スチャン特派員


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