daiozen (大王膳)

強くあらねばなりませぬ… 護るためにはどうしても!

原発は是か非か(5)

2011年08月17日 | 社会問題を考える
【読売新聞・社説】


道理を弁えない愚か者たちが現在も過去も日本を蹂躙している。
この愚か者たちを放置しては日本の未来までも蹂躙されてしまう。
それで一市民として私は、間違いを間違いと糾弾しているのです。
愚か者の習性は正義に関心なく、世間の風評で右往左往する。
勝ち負けに囚われている愚か者は旗色が悪ければ隠れてしまう。
それゆえ、私たち市民は愚か者を相手に書いていてはならない。
愚か者を相手にしてるようで、実にこれは民衆へのメッセージです。

世界市民は幽霊の絵に怯えて母親の後ろに隠れる子供ではない。
モノゴトの道理を弁えない者を私たち市民は恐れるべきでない。
道理を弁えない者は権威の衣に身を飾っていても中身は空です。
見せかけの衣で飾り立てて、空っぽを偉く・恐ろしく見せようとする。
中身が空の者が智者の言葉を盗んで使っても、空っぽは空っぽ。
そして空っぽゆえに、明日のことも分らず、闇を徘徊しているのだ。
市民は分別を弁えた大人として・責任者の自覚に立つべきだろう。

それで私は国益をじっくりと考えなければならないと思っている。
読売新聞・社説を読む限りでは過去の実績に御満悦のようである。
過去の実績に反省すべき点を観たなら、責任者は謙虚になれる。
だが、人類益をバッサリ斬り捨てる筆致に謙虚な姿は窺えない。
それにしても、人類益の視点が欠けたら、こうも非人間的になれる。
それは彼らに民衆の痛みを共有する心が欠けているからなのです。
彼らは民衆に危険・汚物・煩わしさを押し付けて済まそうとしている。

市民の私の立ち位置をいうなら、
どうしても必要なら関電の原発は大阪湾に作ったら良い。
どうしても必要な米軍基地なら、豊中空港に誘致したら良い。
放射能に詳しい安全委員会のメンバーなら、現地に住みます。
政治家であれば現地に何度でも訪れて、復旧に力を注ぎます。
一介の年寄りの私でも、このくらいの覚悟を持って生きている。
しかるに自民党・官僚・東電役員は危険を民衆に押し付けてきた。

危険性を知らされず、利益が齎されると信じ込まされてきた民衆。
自民党政治の下で、民衆は国益対象から外されてきたに違いない。
はて? 国益は民衆の頭上を素通りして、誰が受取るのだろうか…。





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