伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

ブッポウソウ

2022年05月22日 | 
 ブッポウソウの名は由来は、鳴き声だという。コノハズクの鳴き声を、この鳥の声と勘違いして、鳴き声にちなんだ名前がついた後、実は、鳴き声の正体はコノハズクだと分かったのだが、名前はそのままだったという。ちなみにコノハズクは「ウィ、ウィ、フォー」という感じの声で鳴き、これをブッポウソウと聞きなしたようだ。飛んでいる時に断続的に聞こえるのは、先に記したようなだみ声で、決してきれいではない。

 「ゲッ、ゲッ」という声を聞いて、はじめはサギが飛んでいるのではないかと思った。しかし、その声がいつまでも聞こえる。サギなら鳴きながら遠ざかっていくはずだ。そこで空を見上げるとハト程度と思える鳥が飛んでいる。40m程はあるのだろうか。高圧送電線のてっぺん付近の高空を羽ばたき、たまに滑空し、声を発しながら飛ぶ。時折、送電線に止まる。ああ、ブッポウソウに違いない。



 他に2羽のペアが南西から東北の方向に飛び去り、1羽が電線に止る1羽に絡むように飛んだりする。つまり、4羽ほどがいるようだ。カラスが飛んできて、ブッポウソウの近くの送電線に止った。すると、飛び立ったブッポウソウがカラスに挑みかかり、追い払った。なかなか気が強い性質なようだ。

 過去、2年間、ほぼこの場所で見かけてきた。数日間は滞在し、その後、全く見かけることはなかった。今年も同じ程度は見かけることができるだろう。

 ブッポウソウに気がつく前に気を取られていた鳥・・ほぼ同じ大きさだし、時期的にもそろそろブッポウソウが来る頃だと思っていたので、もしかしてと思ってズームレンズで拡大して見ていた。その鳥は、どうもヒヨドリのようだった。枝の上で羽繕いをしていた。



 ブッポウソウを見た散歩の帰り、向こうの林からキビタキの声が聞こえた。枯れ枝に鳥らしき影が見えた。ズームしてみるとそれがキビタキだった。



 もっと写真のカット増やそうと思ったが、残念ながら飛びたち、茂った木の葉の影に飛び込み、そこでさえずっていた。
 残念ながらもう見ることはできない。

 さて、自宅付近にも小鳥がやってくる。
 シジュウカラは近くで子育てをしているに違いない。しょっちゅう、枝から杭、杭から枝を飛回って、ツピー、ツピーとさえずっている。これはオス。



 あれ珍しい。ガビチョウがやってきた。



 茂みで鳴いていることはあるのだが、開けた場所で見ることは珍しい。刈られた草の上を移動していたが、周囲を警戒しながら餌を探しているのだろう。

 さて、明日は一眼レフを散歩にもっていくぞ。飛回るブッポウソウをしっかり撮りたい。


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