不定期人生作業日報(仮)

ある時は医薬品卸商(正確には物流子会社)社員、ある時は通信制大学生、そしてある時は中途半端ヲタな、筆者の備忘録です。

「名人・クイーンに聞く『かるたの魅力』トークショー」に行ってきました。

2012年08月13日 06時40分47秒 | コミック版「ちはやふる」(原作)関連
ちょっと前回の記事更新から間が空いてしまって、主催者公式のHPで内容の紹介があると思ってたのですが、
やっぱりされないようですので、メモから掘り起こしながら書くことにしました。


京阪電車「ちはやふる」ラッピングトレインを撮影しに大津市にお邪魔した本来の目的は、
同じ「ちはやふる・大津」キャンペーンの一環でNHK大津放送局の協力の元開催が決まった、
「名人・クイーンに聞く『かるたの魅力』トークショー」の参加に応募して、
無事入場整理券をいただくことができたからというわけです。


午前中11時ごろまでに京阪近江神宮駅を離れ、R161沿いのココスで昼食後、
トークショー会場のびわこ大津館に移動。
大津市にこんな建物があること自体はじめて知ったのですが、
元々は現在京阪電鉄傘下の琵琶湖ホテルさんの旧建物と伺いまして、
ちはやふる原作16巻でもちょっとだけ登場するのを知ってた自分としては、
偶然とはいえないものをちょっと感じてしまいました。
12時10分前に徒歩で到着して、古さと新しさが混ざる(と感じました)はじめてみる珍しいつくりに、
ぐるっと一蹴して写真をパチリパチリしてました。










玄関に入りますと、正面右手にホールの入り口があり、トークショーの入場受付が設けられてました。


左手は売店・喫茶コーナー、そして真正面には階段があり、2Fの中会議室(今トークショーの控え室)や
3Fの旧琵琶湖ホテル時代の貴賓室跡を利用した、展示コーナーがありました。







12時を回るとぽつぽつ参加者らしき方たちの姿が。
なんか以前参加してきたよくあるアニメ形のイベントとは違い、親子連れ(小学生)とか母子連れ
女性グループとかが多く、自分のような独男はたぶん片手数えるほど?
入場整理券の番号準とか関係なく列に並んだ順番で任意の席に座れるようなので、
急ぎ並んで入室、程なく最前列を確保しました。
瀬戸さんの席から3mほどしか離れてません、どきどきしつつメモを片手に開始を待ちます。
・・・でも「ちはやふる」ってだけじゃなく「綾瀬千早役」とかつけよっさ~


時計の針が一時を指しNHK大津放送局の女子アナさんの注意の後、司会の河島あみるさんに続いて
クールビズ姿の西郷直樹名人・袴姿(たぶん去年のクイーン戦時に着られた物)の楠木クイーンと、
実は河島さんと色彩がかぶってしまったw、青と白の涼しげな色調でまとめられた
瀬戸麻沙美さんの順で入ってこられました。
以降口述筆記と記憶を頼りにトークショーの内容を起こしていきますが、
実際のトークの流れとは記録が前後してるかもしれません。
もし誤解を与える表現等ございましたら、ご指摘いただければ幸いです。

河島あみるさん(以下河島さん)「今日は11時ごろから控室に4人でいたのですが、瀬戸さんが名人やクイーンを質問攻めしてました。」
瀬戸麻沙美さん(以下瀬戸さん)「クイーンには昨年の高校選手権の際お時間とっていただいてお話してから2度目ですが、
                名人にお会いするのは初めてですので、いろいろお聞きしてました。」
               「あと『大津だけに、物を落としておおーつっ』・・・ていう下らないダジャレにも笑って下さった優しい方です(笑)」
西郷直樹名人(以下名人)&楠木早紀クイーン(以下クイーン)「(河島さんから『瀬戸さんの千早役どうですか?』という問いに)イメージ通りです!」

瀬戸さん「昨年初めて近江神宮で競技かるたの試合を観戦できたことで、他のキャストの方たちが録画でしか見られなかったのに比べて、
     試合中の『間』を生で感じ取ることで、役作りに生かせてアフレコに臨めました。」
    「今年観戦した際はルールとかを既に知っているので、さらに違ったより深い見方をすることができました。
     2期製作も決定しましたので、高校2年になって後輩を指導する立場、成長していく千早の役作りとか
     演じるイメージをどんどん膨らませていってます。」
名人「アニメは子供と一緒に見ること以外縁がないのですが、『ちはやふる』は見せてもらって、
   手や指の札を取りに行く動作・音の捉え方・練習の様子とかが、よくできた作品になってると思います。」
  「でも作中の千早はちょっと早すぎ。自分がもし彼女と対戦すると15枚差くらいで負けると思います(笑)」
   
クイーン「(アニメは)体の使い方とか、試合の臨場感とかよく表現されてると思います。あとかわいい子がいっぱい(笑)」
名人「かるたをする人には、お酒が好きな人が多いですね。」
※ブログ筆者注:名人は現在大手ビール会社の管理職をなさってます。
河島さん「(名人・クイーンに)『ちはやふる』の登場人物の中で思い入れのあるキャラは?」
クイーン「私は太一です。私自身が団体戦というものにとても思い入れがあるので、(原作3巻)東京都予選で机君抜きで試合した時、
     残った部員たちの頭をポンポン叩くシーンは、自分も実際やったことがあるので特に好きです。」
瀬戸さん「トップクラスのかるた選手の皆さんに、アニメの登場人物にご自分を投影してもらえるのは、演技をする立場として嬉しいです。」
名人「机君ですね。自分はどちらかというと感覚で取るタイプですので、真逆の理詰めなタイプの彼は、
   よきかるた仲間として、相談相手にいてほしいかもです。」
瀬戸さん「(名人・クイーンに)試合中の集中をどう維持されてますか?」
名人「切り替えたいときには、一度立って周りを見渡しますね。」
クイーン「応援しに来ている(立命大)の仲間と目を交わし合います。試合中は声を掛けられないから、
    目を交わすだけてお互い言いたいことが伝わります。ただお手つきとかして自分がダメなときには
    恥ずかしくて一瞬目を交わせられなくなりますね。」

クイーン「(瀬戸さんに)大学生活と声優業の両立はどうされてますか?」
瀬戸さん「高校生だった昨年までは、授業が終わってから声優の仕事のスケジュールを入れたりしていましたが、
     大学生になって、『大学の日』と『声優の日』と分けて組めることができるようになりました。
     いずれにせよ学業もちゃんとしたいのでマネージャーさんに『この科目は取りたいのでスケジュールは入れないでほしいです』と
     お願いしたりしてます。入学して4か月、大学での友人もできてきて授業にも慣れてきました。」
河島さん「実は今クイーンは(福岡県の)大学院生なのですが、山の中にあって不便なところにあるんですよね。」
    「お弁当も自分で作られてるという…。」
クイーン「朝7時から夜10時か11時まで大学院での勉強です。(観客から驚きの声が出る)」

河島さん「実はここ大津市は日本で一番「ちはやふる」でもりあがってる街なんですが、
     今日近江神宮で高校選手権ご覧になられた人って、どれだけいらしてます?」
    (結構挙手が上がる)
    「あと先日から京阪電車でラッピングトレインが走ってるのですが、もう乗られた方っています?」
    (自分含めて3,4人だけの挙手に、会場から「おーっ」とどよめきが)

・・・あと挙手した人の中で一番前方でしたので、瀬戸さんと目が合った〈気がしたw〉のがちょっと恥ずいかも。
   でもこれだけは言いたかったです。「大津市の次に『ちはやふる』で盛り上げようとしてるのは、あわら市なんですよ!」ってw

ここで1時半を回り、瀬戸さんがスケジュールの都合でトークショーから帰られる時間が迫ってきました。
河島さんから、折角の機会ですので観客の皆さんから何か質問されたいことありませんか?との呼びかけが!
正直予想外(声優系のイベントを想定してて収拾が難しいからファンとの直接なやり取りはないものと思ってました)でしたが、
淡い希望も持ってて考えていた質問がありましたので、考えるよりも先に手が挙がってました。
ですか河島さんが選んだ方は、自分から見て右手ど真ん中の男性でした。
「アニメ2期の放送が決まりまして、1期の時と臨む姿勢に違いがありますか?」
瀬戸さん「先にも言いましたけど、高校2年になって後輩を指導する先輩として、『太一がA級になること』をはじめ
     チームや部のみんなへの要求も高く自分も、という欲張れる成長した千早を演じることができれば、と思ってます。」

あと一人ということで、再度挙手します。確率は50パーセント、「氷菓」の聡志じゃないけど、
質問に乗じて自分があわら市のある福井からお邪魔したこととかアピールできれば!と、余計なこと目論んでいるせいかw
自分から見て左手の女性の方が選ばれました。
「瀬戸さんが好きな百人一首はどれですか?」
瀬戸さん「まず『ちはや』(笑)、もう一つは『せ』、そして『あさぼらけあ』です。」
    「何で『あさぼらけあ』かといいますと、最初は覚えてたらかっこいいと思われるだろうからです(笑)が、
     意味も知ってからいい歌だなと思っています。」
    「最後に手を上げてもらった、他の方皆さんの質問に全部答えられず本当にごめんなさい。」
河島さん「瀬戸さんはアニメのEDも歌われてますし、今度は名人・クイーン戦放送時にゲストできてもらって、
     歌ってもらうとかできればいいですね。(自分をはじめ「おーっ」と声が出て拍手も混ざる)」


明日幕張(ワンフェス)でのイベント&ミニライブを控えているためでしょうか、申し訳なさそうにされながら、
大きな拍手で送り出されて、会場を後にされました。
実際それを実現にこじつけるにはハードルがとても高そうですけど、放送局の枠を超えてNHK大津放送局さんには、
次回もアニメ「ちはやふる」関係者の方をお招きした、競技かるた啓発のイベントというのを企画していただきたいと、切に願います。


~この記事は執筆途中です。


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1 コメント

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感謝 (通りすがり)
2013-01-25 07:48:13
海外にいるためこういう講演会を見学することは不可能なので詳しく書いてくださりとてもうれしいです。すごい豪華なイベントなのにたったの120人しか参加できないなんて惜しいです。西郷さんがアニメの千早が早すぎるといったのは面白いです。素人目には名人戦のほうがずっと早く見えるので。
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