山あり谷あり子育て、親育て!

高1娘と小6息子を育てを綴ります。2016,2020と中学受験終了です。子どもを通して親の私も親として成長も綴ります。

母はどこで泣けばいいのか、、、

2016年02月03日 07時55分07秒 | ガーネット中受2016
万が一にも、、、
もしかしたら、、、、
ひょっとしたら、、、、

そんな気持ちが正直ないわけじゃありませんでした。

それは、多分少なからず娘も

アホだな~と読者の皆さんは思われるでしょうが↓

「なんのバッグでいくの?」
しばらく考えて
「うーん。やっぱりNバックにする。撮影映るかもしれないしね」


。・゜・(ノД`)・゜・。
まだどこかで合格を夢見ていたに違いありません。


発表から間も無く一時間が過ぎる頃第一志望校の前に到着しました。
予備校のパンフ配り、各塾のスタッフ、受験した親子の姿もまだ
ちらほら見受けられました。

「お母さん、やっぱり一緒に見に行こう」

ロビーへと足を進め、掲示を見上げました、、、、









ない



ない




ない


「お母さん、かえろ」


私はもう一度戻り再度確認しましたが、やっぱり娘の番号は
ありませんでした。


無言の娘に


「美味しいもの食べて帰ろう、塾にも電話しよう」

なるべく普通に話しました。
そんな私達親子に歩みよる男性。


「この度はお力になれず、、、」

わ、わWアカのO先生!
∑(゜Д゜)

「ご指導ありがとうございました。今年は問題難しかった
ですね、太刀打ちできませんでした。
i先生にもよろしくお伝え下さい」とお礼をのべ学校を
離れました。


少し娘と歩き、暖かな日差しがあたる場所で娘は塾に電話しました。
誰が電話を取ったのかも何を話したかもわかりません。
側を離れて見守りました。
なんだか聞いてはかわいそうに思ったからです。
ハンカチを出し必死に涙を拭う娘を見ると、こちらも涙が滲みそうに
なり、必死に我慢しました。
親が落ち込んではダメだ!

奮いたち、御飯を食べ、本が買いたいという娘に付き合い書店へ。
掲示を見に行くのか?手続きに向かうのか、それと分かるNバックの
親子をまだまだ見かけました。



あー多分もうここを歩くことはないんだろうな。
この学校に入ることも、、、
多分目にすることも


ぼんやり考えました。

電車では二人で寝てしまい、危うく自宅最寄り駅を通過するとこでした。


帰宅の車でも、ダラダラ
家に入ってもダラダラ

こちらは堪えて明日に備えようと話すも
「何もすることないもん」

なめてんのか?!と普段ならキレてますが、私も方針状態
きっと娘だってそうなのかも・・・・
どうしたらいいの???






明日の受験もお弁当持ちのため、買い物に一人で掛け、主人に電話してほしいと連絡するもつかまらず。
時間つぶして再度連絡するもつかまらず、、、、溜め息をつきつき自宅に戻る。

娘・・・・机の片付けしてました。



もう、要らないんだな・・・・・と私もリビングに散乱した過去問、プリント類、学校パンフを片付け
始めてしまいました。
廊下は3年分のテキストの山、山、山、プリントの山、山、山


「こんなにがんばってきたんだね・・・・・・」






全然やる気を出さない娘にイライラしながらも夕飯を作り、息子の迎えに向かいました。
息子は今日から学童から一人帰りでバスに乗り、公文です。

公文で息子を広い、近くのコンビニで小腹を満たせるついでにお姉ちゃんの結果を報告。
「後、1日、1日だから我慢してね。
お姉ちゃん、(そうは全く見えないけど)がんばっているから。
何も言っちゃ駄目だよ。」

そう伝えました。


「お母さん、お姉ちゃんってどこがだいいちきぼうなの?」

「うーん、すごいところだよ、ここらへんで3本の指に入る女子校。チャレンジするだけでも
すごいんだよ!」

「ふーん、じゃあ俺はk成が第一希望で、第二がT波で、第三は特待取ってあげる!」

「そうか~K成はさ、めっちゃがんばんなくっちゃ受からないぞ、すっごい勉強しないと。
だってK成は男子の中でも最高峰、一番あたまがいいって言われている学校なんだよ」


「おれ、行くし!」


まだまだ彼の未来はあかるい。
頭がいいとかそういうのじゃなくて、この子に合う、うちの家計に見合う学校に行ってくれたらいいやと
思った。
ただ、お姉ちゃんを見て学んでほしかった。
コツコツやらなくては合格は見えないということ。


数々のやり取りの中に

「みんな勉強しているよ!こんなダラダラじゃないよ!みんな受かりたくて必死にやってるんだよ


って何度も言ってきた。

娘は「はぁ?!みんなって誰だし、何も知らない癖に言わないでよ!お母さんが受験するわけじゃないでしょ!」


そういい返されてきた。



でも、娘が手持無沙汰な間、私のブログ、お気に入りの受験ブログ、支えだったブログを見たいというので
閲覧させた。

「あたし、あんまり勉強してなかったね・・・・」


ポツリとつぶやいた。


それが分かればいいよ。(とは言わなかったが)


やっぱり受験を舐めていたんだと思う。
午前、午後、連日戦い、当日に出る結果に打ちのめされ、歓喜し、そんな中で戦い抜く子だっている。
うちは早々近場の合格がでてしまい、気持ちの継続がなかった。
過去問の出来が良すぎて不安になることもなく

「絶対合格するからほっといて!」

「大丈夫なんだから!うるさい、合格すればいいんでしょ」

なんどそうキレられたか・・・・・・

「だったら、合格しなさいよ!」

主人も私もそう言ってきた。


でも、番号は見事になかったのだ。



主人の落胆ぶりと言ったら、、、、もう疲れ切っていた。
主人もダメだと思いつつも期待する所があったのかもしれない。

・・・娘にチクチクと当りだした。
その気持ちはわかる。
不甲斐ないんですもの、明日のやる気も見えないし・・・・
受ける意味あるのか?
受けていいのか?そんな気にさえなる。


「俺の受験も終わった」



はぁ?その気持ちはわかるが言わないでしょ!
私必死にこらえてるんだよ、あなたもがんばったよ、いったい何をいいだすんだ!!

娘も「お父さんの受験じゃないよ!」


「いや、俺の受験だ」

徐に何かを取り出して娘に見せていたけど、何をみせているのかは分からなかった。


誰の受験でもない、我が家の受験だったのだ。

ぽっかり胸に大きく空いた穴は誰にも埋められないのだ。
現実を直視しなくてはならない。
私は明日最後の入試弁当が待っている。

私はどこで泣けばいいんだろう。
このブログ打っている電車の中でにじむ涙・・・・・ここで泣いたらだめだけど、、、、、、涙があふれてくる。


続きがまだあるの、、、、、、お昼にUPします。


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