てくてく草紙 (ぱすてるとらっぷ)

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パワスポマンガ「諏訪大社・ミシャクジ編」(5)奇祭?妖祭?「御頭祭」

2017-03-07 20:11:34 | 諏訪大社・ミシャクジ マンガ 

 

上社・本宮から車で5~6分。 上社・前宮に到着します。

御神体は本宮と同じ「守屋山」です。 

前宮には本殿があり、やはり緑と御柱に囲まれて建っていますが、

その「二の御柱」と「三の御柱」周辺が特に素晴らしかった・・・(*^ー^*)

 

 

 

ここここここ、この場所・・・ 本当に清々しくて・・・っ!!(*T T*)

今までいろんな神社・仏閣を回りましたが、その中でもホントにイイ!!

はぼさんに描いてもらった表紙イラストはこの「三の御柱」前です。

 

周りには、のどかに山裾が広がり、民家がちらほらあるだけなんですが、

綺麗な小川に囲まれて鎮座する御柱は、健やかに青空に向かっているし、

パワースポットってこういう所を言うんだ―― と勝手に思ってしまいました。

 

 

・・・実はこの前宮には、「御柱祭」と並ぶ、不思議なお祭りがあります。

 

 

本宮例大祭の後に行われる「御頭祭」(おんとうさい)

古くからの儀式や重要な神事は、本宮ではなく「前宮」で行われるそうです。

 

 

75頭もの動物の頭を捧げる「御頭祭」や巨木を祀る「御柱祭」は諏訪大社にしか

見られないそうで・・・   

(3)で紹介した、「古代イスラエル・ルーツ説」ではモレヤ山に捧げられる「生贄」と

重なるものだ―― と言う方もおられるそうです。

 

ちょっと怖いですが、御頭祭の雰囲気がわかる写真を、記事の下に出したので、

良かったらご覧くださいね。(^^;)

 

 

 

こちら諏訪大社・上社前の宮「本殿」

昭和7年の伊勢神宮「式年遷宮」の際に、下賜された古材で建てられたものだそうです。

 

そして上社・前宮、三の御柱。

美しい小川が、ほとばしるように流れています。

 

 

その小川の水を「御手水」として使います。

 

自然の川が「手水舎」なんて、私は伊勢神宮くらいしか見たことないかな・・・

「水眼の清流」と呼ばれる名水だそうです。

「本宮」の温泉に続き、とっても優しいパワーを頂きました。(^^)

 

 

「御頭祭」が行われる「十間廊」  本殿あたりとはまったく別の雰囲気が漂います。

 

中はこんな感じ。

 

 

ここに、こういう感じの捧げものが、ずらりと並ぶわけですね・・・

 

鹿だけじゃなくて、イノシシやウサギなんかも。

 

確かに頭のお祭りだ・・・ (--;)   

明治の初めくらいまで本物を並べていたそうで、想像するとちょっと怖いですね。

 

そして生贄の鹿の中には、かならず耳が裂けた鹿がいたそうです。(写真の鹿・参照)

旧約聖書の創世記にも、「耳が裂けた羊を生贄で捧げる」という話があるとかで、

これもまた、古代イスラエルとの関連を言われる理由のひとつなんだとか・・・

 

とても不思議な「諏訪大社」

その中でもこの前宮は、特にいろんなパワーを感じる不思議な宮でした。

さて、次はようやく下社に向かいますが、その前に「モレヤ」(守矢)さんと

ミシャクジさまのお社に寄って行こうと思います。

 

宜しかったら、お付き合い下さいまし。(^^)

 

 

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