旧 日々道草

2004.11~2014.9 ブログ  大野博美

レース編み入門

2008-06-17 21:17:02 | 手芸
2月頃、こんな本を買いました。

糸あみプランツ―クロッシェレース・アクセサリー (セレクトBOOKS)糸あみプランツ―クロッシェレース・アクセサリー (セレクトBOOKS)
価格:¥ 1,365(税込)
発売日:2008-02


レース編みのアクセサリーの本。
植物といっても華やかな花じゃなくて、ちょっとユーモラスでいい感じの形なんです。
編図も簡単そうだし、作れるかなと思って。
でも良く読んだら大変。
この本の作品はみんな60番以上のレース糸と12号レース針でできている。
糸も針も極細です。
とてもじゃないけど初心者には手が出せない。

とりあえず、ダイソーで20番レース糸(太い)と針買っていろいろ試し編。
初挑戦なので、それでも目が辛かったです。
そしてなんか思ってたのと違うけど、それらしいラリエットが出来ました。こんなの。
080616_215501



身につけて外出したら、それどんな風に編んであるんですか?なんて見ず知らずの人に聞かれたりして、得意になったりしてました。

が。

先週、神楽坂のartdishというギャラリーで、「糸あみプランツ」の作者の方々の展覧会があったので、見に行ったんです。
本家の作品は凄かったです。
ごく基本的な、見ればわかるようなかぎ針編み技法しか使ってないし、色も生成りと黒だけなんだけど、超人的(私には)な細かさ繊細さでした。
だから、手芸というより工芸的な品があるんです。素敵だったなあ。
こま編の編玉が本物のパールくらい小さいのよ。
販売もしていて、思ったより高くなかった。
むしろ手間を考えたら安いかもしれない値段。(手の込んだネックレスでも2~3万円。ピアスなんか数千円。)
うわ、欲しいー…しばらく迷ったけど、やはりこういう物は自分で精進しよう。と諦めて帰ってきました。


しかしなー、うーん。あれ見ちゃうと自作が激しく見劣りするんですがねー…。
レース糸20番がまだいくつか買ってあるし、このレベルで工夫しながらがんばってみるわ。
いつかあんなの編みたいけど、もう老眼で無理かなあ。

6月末にも神保町でこの人達の展覧会があるらしいです。
http://www.knot.bz/exhibition.html
一度行ってみたかった手芸本の本屋のギャラリーだし、また見に行こうかな。


先週末はライブ三昧

2008-06-17 20:50:58 | 音楽
土曜日は吉祥寺マンダラ2でさかな。
久しぶりにさかなのワンマン。良かったです。
MCの内向的なぐだぐだっぷりを含めて(あれがあってこそ、sakanaのライブのような。)堪能しました。
前半は新曲が多くて、次のアルバムがたのしみです。
後半は古くからの曲をクラシックギターに持ち替えて数曲。
全体に西脇さんのギターが一層印象的だったような。最近のソロライブの成果でしょうか。

何曲か、西脇さんだけギターで、ポコペンさんはボーカルに専念する曲があったんですが、ギター弾きながらの時とは歌い方が変わる感じで、良かったです。
ポコペンさんのギターも好きなんですが。時々、こういうのもやってくれるといいな。
最後の「ロッキンチェアー」の美しかったこと。
この曲の入ったアルバムは廃盤なので、再録音してくれないかな。


そして、この日一緒に行った友人から、翌日のキリンジのライブのチケットが余っちゃったけどどうですか?
と棚からぼたもちな誘いを受け、翌日の日曜日は渋谷CCレモンホールへ行っちゃいました。

4時半開場5時開演という早い時間のライブでした。
2階席は遠かったけど、照明もきれいだったし、落ち着いて聴けて良かったかも。
10周年だそうで。ホントにうまくなったなーと感動。歌もギターも。
安心してうっとりできます。
真城さんと3人でのハーモニーもしっかり決まってカッコ良かった。
新しいアルバムの曲もライブの方が良かったし、古い曲も良かった。
改めていい歌ばかりだなあと。
翌日から、また聴き直してます、歌いたくなります(笑)。
誰かカラオケでキリンジ難曲自爆合戦しよう。

終演が早かったし、その後、友人の友人の友人という感じで合流して、8人程で飲んで食べてキリンジ話。
いい大人ばかり、ほぼ初対面、なのに延々3時間以上も、キリンジを中心とした音楽話で盛り上がる。
キリンジがすごいのか、集まった人達がすごいのか。
いやー楽しかったです。

贅沢な週末でした。


カラフルロスタイムショーvol.10

2008-06-03 01:22:33 | 音楽
日曜日、町田から急いで六本木へ。
寒空はだか、柳家喬太郎、鈴木慶一、という顔合わせで、六本木スーパーデラックスはぎゅうぎゅうの満員でした。
開場時間には遅れてしまったけど、幸い最前列端にひとつ空席があったので、ちょっと斜め姿勢になりながら間近で観ました。今、腰と背中が痛いです。
なんかすごかった。とりあえず覚え書きレポート。

はだかさんは、歌詞カード忘れたとかで、わりあい過激め黒めのネタがポロポロと出てくる。
あんまり会場が盛り上がりすぎると「ハードル下げすぎ!そんなネタじゃないから…」と引いたり。
喬太郎さんは、まず六本木に怒って、喫煙者の憤慨を語って、牡丹灯籠(!)をやると見せかけてまた怒るという長い長い枕のあと、孫とおじいさんの、短めの新作落語でほろっとさせる。
休憩のあと、MICA BOX&AYAKO TAKATOで2曲。
最後はライダーズの曲から「さよならは夜明けの夢に」これ、女性ボーカルでも良いですね。
慶一さんは弾き語りで「スカンピン」から、そのあとノベルティっぽいのをいろいろ。ビクトリ屋とかしんせいとか婦女子とかガンとか、バートンクレーンの「家へ帰りたい」とかイギリスの戦前の歌「ランラビットラン」とか。
そして「ヘイト船長…」から2曲と、最後は轟音ギターソロつきの「煙草路地」。
カッコ良かったです。

そのあとのアンコールがたいへん。
全員そろった所に、さらに東京ランデブーの今野さん安宅さん、彦いちさん、サケロックのハマケンさん、そして清水宏さんが客席からステージへ。
で、音頭の手拍子に乗せてみんなで「マスカットココナツバナナメロン」、続いて喬太郎さんの「日本全国ホテトル音頭」ですよ。ご陽気でエッチなアンコール。
清水宏さんは踊りながら客席に乱入するし、宴会か!って盛り上がりでした。
そして最後はお約束、寒空はだかさんの「東京タワーの歌」。
これが、宴のあとの一服のお茶のように後味をすっきりさせるのではないかと。

次回は7月27日。ゲストはエンケン!清水宏!だそうです。
前へ前へと、ものすごいパワーのお二人の顔合わせは見ものだし、そこへはだかさんはどう出るのだろうと、楽しみで思わずチケットを会場予約してしまいました。


町田の展覧会終了

2008-06-03 01:05:46 | 
日曜日は版画美術館の展示の最終日でした。
受付当番をしたり、いい天気の芹が谷公園を散歩したり、また版画美術館へ戻って喋ったりして、一日うろうろしてました。

搬出時間の30分程前に、木版画講座の木村繁之先生が来てくれて、搬出準備に集まり始めた昨年の受講生5人程の作品に、それぞれ丁寧で親身なアドバイスをいただく。
もう作業しますから出てくださいと美術館の人に注意された程でした。
ホントに熱心な先生だなあ。木版画が好きなんだなあ。ありがたい。
それに触発されたか、また木版画を作って集まって先生に見てもらう機会をつくろうじゃないかとみんなで相談が始まる。
昨年の講座の時には制作だけでいっぱいいっぱいで、皆さんとろくに話をする暇もなかったのですが。
近所でコーヒー飲んで、町田在住の方が連絡係をしてくださるとの事で、住所を渡して別れました。
どんな形になるかわからないけど、つながりが出来たら楽しそう。

左側に木版画アルバム作って、まとめました。
よかったらご覧ください。