金田博美

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2022年2月1日 ノルウェイの森・五右衛門風呂

2022-02-01 11:42:07 | Weblog
2月
1日(火)曇り/小雨 

今日から2月。朝方冷たい雨が少し降る。

今日午後9時からNHK BSプレミアムのアナザーストーリーで村上春樹さんの「ノルウェイの森」が取り上げられるので、楽しみだ。



下の畑に植える予定で、ジャガイモの種芋を準備しているのだが、小雨と風で今日植えるのはよそう。


子供のころの思い出で、五右衛門風呂の風呂焚きを私も手伝っていた。

初めは細めの薪を、間隔をあけて空気が抜けるように上手に組み、薪の間に入れた新聞紙に火をつける。

新聞紙は勢い良く燃えるのだが、薪にわずかに燃え移った薪を上手く組み合わせ、注意を払い小さな炎を徐々に多くしていく。

ある程度火が落ち着いてくると、少し大きめの薪を風呂釜の側面に斜めに立てかけ、大きな炎に育てていく。

新聞紙をたくさん使っても薪に火がつかないときもあるが、新聞紙一枚できたら気分がよかった。

新聞紙の丸め方にもコツがあり強くねじってしまうと途中で火が消えてしまい、逆に力が弱すぎると、早く燃え終えてしまい持続性がなかった。

五右衛門風呂に入るときは、風呂の底が直に熱くなっているので、風呂枠より小さめの丸い木の底を浮かべ、その上に上手にバランスをとって乗り、一緒に沈んで底にする。

バランスを崩して乗っている底が浮き上がってしまうと、足が直に底に当たると熱いので要注意。

小さな子供は危ないので、必ず親が子供を抱いて入った。

初めに風呂に入る者は、多少熱くてもゆでだこのようになって入っていた。

★教訓、五右衛門風呂で人生のすべてが学べる。・・かもしれない。


☆彡関係ないけど
 村上春樹 
➣ノルウェイの森より

・言葉のきれはしが、もぎとられたような格好で空中に浮かんでいた。

・体の中の何かが欠落して、そのあとを埋めるものもないまま、それは純粋な空洞として放置された。

・僕の足音はまるで海底を歩いている人の足音のように、どこかまったく別の方向から鈍く響いて聞こえた。



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