金田博美

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車と家族の思い出

2022-03-11 16:46:01 | Weblog
以前乗っていたスバルレガシーGTの思い出。

私たち夫婦と子供たち二人の4人で、熊本の阿蘇ファームランドに行ったこと。

翌朝、チェーンを付けたタイヤの音で目が覚めた。

雪が降っていて、宿泊しているところを巡回するマイクロバスにタイヤチェーンをつけて走っている音だった。

下関市ではめったに耳にしはない音なのではじめは、サンタクロースを乗せたトナカイの鈴の音に聞こえた。

地ビールや焼肉が美味しかったしが、最近長男家族といった時は、ずいぶんと営業を縮小されていた。

子供たちが小さかった頃の思い出と、現実の差に寂しく感じた。

義母と次男、私たち夫婦の4人で鹿児島の知覧に行った。

義母は知覧に行ったことをすごく喜んでくれたらしく、町内の寄り合いなどで話していたようだ。

こんな小さなことで喜んでくれるのなら、生きている時にもっと孝行をしたかったと悔やまれる。

熊本の山鹿灯篭まつりにも出かけた。

義父母と私たち家族だったように記憶している。

夏の暑い時期で、学校の校庭で、多くの踊り子の頭の上には紙でできた灯篭を乗せて輪になって踊り、照明に照らされた校庭からたくさんの砂ぼこりが空に向かって上っていた。

帰りが深夜になり、魏父母宅に泊まった思い出がある。


子供が小さい頃だったので、必要だと思い背の高いホンダ・ステップワゴン7人乗りのサンルーフを買って5年くらい乗ったが、サンルーフを結局使ったのは、長府競艇場の花火大会の時だけだった。

車体が大きく重かったので、車の基本性能、走る、曲がる、止まるに関しては、とてもあいまいな車だった。


ステップワゴンの思い出で、もう一つあった。

車中泊をしてみようと熊本駅近くに止めて家族4人で泊まろうとしたが、さすがに寝返りも打てず、シートの凹凸の気になって何度も目が覚め、少し移動して阿蘇山の草千里にあるドライブインの駐車場に車を止めて眠った。

早朝目が覚めたら霧の中に立っている沢山の影があり、ゆっくりと動いていた。

少しして霧が晴れて視界が開けたら、たくさんの牛が私たちの車を取り囲むように立っていた。

車を止めた時には、牛がいなかったが明け方どこかから出てきたのかもしれない。

牛から車を蹴られないで良かった。


☆彡関係ないけど 村上春樹 

➣TVピープルより
・僕だってときどき重力や円周率の無神経さに耐えきれなくなることがあるさ、と僕は言う


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