「こんぺいとうのうんち」ではありません。
角度を変えて、もう一枚。
中心にぽにょぽにょの脚らしきものが見えます。
これはオオコシアカハバチの幼虫さんです。
とぐろを巻いていますね。
因みにとぐろ上部はお尻側です。
なぜかといいますと…、よく見ると、黒っぽく見える部分がありますね、これは、次に押し出されるうんちが透けて見えているのです。
なのでこちらがお尻側です。
伸びました。
頭がぽこんと付いていますね。
お顔はこんな感じです。
つぶらな瞳が魅力的ですね。
常にお辞儀をしているみたい。
腰の低そうな方で、好感が持てます。
こちらでも謝っています。
ここまで低姿勢ですとちょっといき過ぎな気もしなくもありません。
この子の目、特徴的ですね。
ぽちっと一つ、(両目で二つ)付いています。
これはハチの幼虫ちゃんの特徴です。
蛾や蝶はこういうお目目をしていません。
今度、屋外で蛾や蝶の幼虫に遭遇したら、是非観察してみてください。
それから、ハチの幼虫ちゃんの特徴的な点、もう一つ…
画像ご覧になるとよくわかると思いますが、腹脚がやたら多いでしょ、これがハチ幼虫の特徴です。
以前紹介しましたように、蛾の(蝶も)幼虫さんには胸脚という成虫になってからの脚となる部分(3対6本)、腹脚(芋虫時代にのみある脚、たいていは4対8本)、尾脚(芋虫時代にのみ存在する脚1対2本)とがあります。
ハチの幼虫さんは、腹脚がかなり多いです。
オオコシアカハバチも、ごらんの通り、多いですね。
たいていのハチの幼虫は、他の昆虫を食べて大きくなります。
成虫さんは、蛾や蝶の幼虫に卵を産みつけ、孵化後幼虫はお腹の中の物を食べて成長し、蛾や蝶の幼虫さんのお腹を食い破ってお外に出ます。
けれども、このオオコシアカハバチさんは草食です。
もぐもぐ葉っぱをいっぱい食べてすっかり熟しきったら、土に潜り、蛹状態で越冬するそうです。
たしかに顔の黒い目がかわいらしい。
幼虫や虫観察も子供の頃以来していないので
ここ最近懐かしい思いで日記拝見させていただいています。
成虫は解りやすい模様と色ですね。
ってところかしら。
人生でなんの役にも立たないと身近な人に言われたばかりです。
水で生活していたゲン幼虫が、土に潜って蛹になるって、知っていて、何の役に立つのか。時間を有効に使うべきだと諭されました。
別にいいの、役に立とうが立つまいが。
だって、飼いたいんだもん、仕方が無いわ。