エゾサンジンのつれづれ

エゾサンショウウオを愛す会「エゾサンジン」の日々の活動

会長・浩而の日々の思索

そんな内容で綴っていきます

デグー

2008-11-02 23:54:36 | その他生物
デグーは人間と同じく、体内でビタミンCを作る事ができない動物です。
ですので、食事から積極的に摂取する以外に方法はありません。
ビタミンCが欠乏してしまうと様々な病気を引き起こしてしまいます。
真偽の程は定かではありませんが、自然界で風邪をひくのは、ビタミンCを体内で作り出すことが出来ない人間とデグー(モルモット含む)だけだとおっしゃる学者さんもいらっしゃる程です。

サツマイモをボリボリするデグーのくりあさんです。

この子達は赤ちゃんのうちはミルク、その後は牧草(チモシーとアルファルファ)とデグーフードで元気に暮らしています。


少し前までは、デグーの話題になったら、「え?トカゲ?」等といわれたものです。

時折、フードや用品を買いに店に行きますが、最近はお店でもデグーを見る機会が多くなりましたね。
そんな時、気になる表示を目にしてしまう事があります。
「ハムスターと同じ飼育方法で簡単に飼え、よく慣れます。」というような内容です。

間違っているとは言い切れませんが、鵜呑みには出来ない内容です。
ハムスターと同じ食性ではありませんので、ハムスターフードは遠慮した方がいいかとおもいます。
どちらかというと、チンチラやモルモットと似た食性です。
健康維持のためにも、牧草メインで、フードはデグーフードが無ければ、チンチラフードとモルモットフードとを半々に混合して与えるといいかと思います。
それとビタミンCをふんだんに含む野菜類且極力無農薬または有機で作ったものを選んであげたら健康で長生きするかと思います。
人間では死なない量の農薬も虫は死にます。
体が小さい小動物は即死はしないかもしれませんが、体内に蓄積されやがて死にいたると私は考えています。
体が小さい分、人間より影響は甚大です。

私が購入している有機減農薬のお米の袋に「虫はコロリと人間はジワーと殺される」と印刷されています。

それはそうと、不思議ですね、時折お店で出会うデグーは「え?本当にデグー?」と思ってしまうくらい、うちのデグチンたちとは顔つきが異なります。
人間も人間と一くくりに出来ないくらい皆顔が違いますからね。
デグーも千差万別です。
けどやはり見慣れているうちのデグチン達の方が可愛いなあと思ってしまいます。

「あら私の話題かしら・・・?」

余談ではありますが、私はオヤツやご褒美というようなものも一切うちの生き物達には与えておりません。

動物はかなり頭がよいと日々痛感しています。
表面上の言葉だけではない(行動に基づいた)内面を深く読み取ってくれます。

オヤツ類でつるような行為をせずとも、愛情を注ぎ、毎日のまてな清掃やお世話、おはようや行ってきますなどの日常の挨拶や声掛けなどで十分に信頼関係は築けると信じています。



人間と同じです。

アカショウビン

2008-11-01 23:03:45 | その他生物

「キョロロロロロロロ……(美味しそうなエゾアカちゃん)」
「ウ、ウニャアア~~!(家には年老いた母が…)」

札幌ではまずめったにアカショウビンにお目にかかれません。

カワセミやヤマセミと異なり、両生類や爬虫類を多く捕食します。
水辺の鳥というよりも山の鳥といったイメージです。
嘴の形が違いますよね。
食生活が大きくかかわっています。

鳥の嘴は大変興味深いです。

文鳥の異常なほど太く真っ赤な嘴が好きです。
ベニヒワの慎ましい感じの品のある嘴も大好きです。
縁にブラシが付いたようなカモの嘴はもう文句なしに惹かれます。

久々に晴れ渡った札幌でした。