肉じゃが

ファーミング・ドラマーの音楽日記

11月3日はB♭M7へ♪

2007年10月31日 | ミュージシャン
 11月3日は、B♭M7での「久米田トリオ」のライブです。

 前回は9月の末。久米田さんの近所にお住まいで、古くからの共演者でもある佐藤俊彦さんをドラマーにお迎えしてのライブでした。

 今年の「とかちJAZZフェスティバル」のメインゲストの一人、畑秀司さんを事前にお迎えした去年のライブで聴いたのが、佐藤さんを知ったきっかけです。同じ年代で、やはり「スティーヴ・ガッド」に強い影響を受けているドラマー同士、ドラム談義やセッションで楽しい時を過ごしました。
 彼はとてもアグレッシヴなドラムで、私が久米田さんと演奏しているのと同じ楽曲が、佐藤さんがドラマーで演奏すると、こんなにも違った曲に聞こえるものかと感動しました。どちらかというと受身演奏の私にとっては非常に勉強になる演奏でした。


 今回の演奏に向けて、私の不得意なラテンリズムの練習をそれとなく続けてきたいましたが、なにせ仕事の合間で気力的に余裕のあるときにしか出来ません(はやくも言い訳モードか?)が、この経験を生かして、今までより遥かにパワーアップした演奏をお聞かせできるものと思います。

 ぜひおいで下さい。
 

ブラスのスネア

2007年10月31日 | 楽器
パール センシトーン ブラス 14×5インチ


 パールのブラススネアをネットオークションで衝動買いしました。前に入手しているブロンズと同じシリーズ、センシトーンの旧モデルです。ブロンズより一つ新しいタイプだと思われます。

 ブラスはとても柔らかく、金管楽器に使われているように響きが豊かな素材です。ワンピースのラグは、ネジ止め部分のみがシェルに接触するブリッジデザインで取り付け部分にはゴムパッキンが挟んであります。フープは2.3ミリ厚でパワーあるスーパーフープ。スナッピーは20本のレギュラーなものが使われています。

 先日到着しまして、例のごとくパーツをすべてバラして錆び落とし。前のオーナーが落としたためによるパーツの歪み、シェルの凹みを自己流板金作業で修繕。仕上げに油脂塗布を経て組み上げます。
 金属シェルはメッキや塗装の小さなアナから錆が入るので、粘度の低い油を軽く塗布しておくのがお勧めです。すでに始まっている小錆の進行も抑えることが出来ます。


 さて、組み上げていよいよチューニング。

 やはり柔らかい素材らしく、スティックが食い込むような感触が良いです。う~む、ピッチが低いと何となくまとまりに欠ける印象。新しいブラスシェルでは肉厚になりメッキ加工されていますが、ある意味うなずけるものがあります。
 ところが、徐々にハイピッチにしていくと、だんだんと張りのある音像に変化してきます。やはり、「パーン」というブラスらしい張りのある音に落ち着きました。ハイトーンな女性ボーカルのバックで使いたい音です。一世を風靡した「レベッカ」のドラマー、小田原豊氏が好んで使ったのは、ブラスのピッコロスネアでした。あの音に近い印象の音にしました。

 チューニングの過程で手元にあるいろんなヘッドを交換して試してみましたが、やはりオーソドックスな組み合わせ。レモ・コーテッド・アンバサダーとレモ・アンバサダー・スネアに落ち着きました。


 スナッピーの張り具合で音の印象はさらに変化します。「えっ、こんなにゆるく?」って思うほど緩めると、ブラスの低い成分の鳴りが出てきます。ボーカルやコンボで意外と使える音です。逆に「えっ、まだ張るの?」って思うほど張ると、スナッピーがミュートの働きをすると同時に、叩いた後にスナッピーが跳ね返って再びヘッドを叩く音も加わって「ザンッ!」って鳴ります。ヘビーな楽曲でもオッケー。ちょっとしたネジの操作の変化でいろんな音が楽しめる表情豊かなスネアドラムです。

新しいヘッド

2007年05月18日 | 楽器
ドラムヘッドのメーカー、レモから新しいスネアヘッドが発売されました。50周年記念の名を冠したモデルその名も

 『ビンテージA

 おなじみのミュージックショップ「シェイク」で発売予告を受けていたので、早速注文しておいたところ、先日入荷の連絡を受けていました。今日は雨天で、ちょうど所用で帯広に行く機会があったので買いに行ってきました。
 おっ?2プライ。内側のフィルムが薄い!エンペラーより反応が良さそうだな。

 さっそく、お気に入りのスネアに装着して叩いてみました。

 ん~♪ ウェットで好い感じです。ジャズや吹奏楽など、微妙なタッチを表現するのに向いているヘッドですね。記念モデルということは継続発売は予定されないのかな?小遣いには限りがあるけど、纏め買いしようかな...

新しい(?)スネア

2007年05月02日 | 楽器
 トリオの参加を決めてから、新しいスネアドラムを模索していました。

 金属系のシェル(胴)で標準サイズ(14インチ×5インチ)程度のもので、コパーかブラスかブロンズのどれかが欲しかったんです。ちょうど Yahoo! オークション で目に留まったスネアがあり気にしていましたら、どうにか予算内で入手することが出来ました。


◎パール社 センシトーン・クラシック

 ブロンズ・シェル 14×5.5インチ
 マスターキャスト・フープ(ダイキャスト)(前ユーザーが交換した?)
 チューブ・ラグ
 ブラス24本スナッピー

 カタログによると、ブロンズは派手な音色の鳴りとありますがイメージが湧きませんでした。実際に手にしてみると、シンバルと同じ素材のためもあり、共振がとても豊かで傍鳴りも強い傾向があります。スチールとは違った柔らかな手応えでとても気に入っています。実際に先日のライブで録音してみて、派手な音色という意味がわかったように思います。

 前ユーザーはロック志向でダイキャストフープに交換していたらしいのですが、シェルの響きを抑えてフープの鳴りが強調されてしまうように感じていたので、入手直後に手持ちのプレスフープに交換していました。

 今後のジャズのライブでメインに使っていこうと思います。
 

久米田義行ピアノトリオ

2007年05月02日 | 演奏
 4月28日(土)の夜、B♭M7で新しいグループが誕生しました。道内屈指のピアノプレイヤー『久米田義行』をリーダーとしたピアノトリオです。

 久米田義行(P)
 佐々木源市(B)
 清水宏昭(Dr)


 1st set

An Afternoon in Paris
No Moon at All
Portrait of Jane
Bernie's Tune
Well You Needn't

 2nd set

Shiny Stockings
On The Sunny Side of The Street
I'll Remember April
(with TAKEMI)
It's Only A Papermoon
Nearenes of You
Satin Doll


 約2週間前にリーダーから演奏曲のサンプルが届き、イメージトレーニングを続けていました。コピーするわけにはいかないので、基礎的な練習も少し(久しぶりに!)しました。

 お店に集まってくださったお客さんの熱い応援を得て、演奏にも力が入りましたよ。トリオの演奏後は、セッションが始まり遅くまで盛り上がりました。

 次回以降は、6月からで第一土曜日に演奏する予定です。聴いている人も演奏しているメンバーもワクワク出来るようなスリリングなライブを展開していけるようにと思っています。
 新しい曲も続々増える予定です。私も楽しみです。

 

村上“ポンタ”秀一

2007年03月26日 | ミュージシャン
 札幌市内で村上“ポンタ”秀一氏のドラムクリニックが開催されました。


 ポンタ氏のファンサイトで、常連の女性から情報をいただき、クリニックへの参加を決めて、発売と同時にぴあにアクセスし、チケットを手に入れた時には整理番号はなんと1番!久しぶりの再会にワクワクしながら、会場に入りました。

 初めて彼を間近に見たのは、18年前の札幌。当時は彼のワンマンクリニックでした。今回はパールのドラムフェスティバルの目玉としての開催で、パールドラムの担当者が進行役を務める形で進行しました。
 パールの担当者のリードもあり、使う言葉を噛み砕いている様子でした。それでもポンタ氏の言葉やスタンスは18年前とひとつも変わらない。その一つ一言に肯いていました。


 会場の入り口には、CDDVDはもちろん、Tシャツやスティックが並んでいました。これはお約束。
 ポンタ氏のスティックを手にした若者が「見た目太いけど、思ったよりずっと軽くて振りやすい」って仲間と話しているのを横で聞いて、内心「うんうん、でしょ~?」とニヤニヤしてしまいました。音も良いんだよ。


 クリニック終了後のドラムバトルでは、新製品のドラムが会場いっぱいに並べられている中、たくさんのドラマーが興味のあるセットに座って手応えを確かめていました。

 私はまだパールのドラムセットを持っていませんが、良い感じを得たセットもあり、小遣いがもう少し自由になったら手に入れたいと感じました。
 まだ数年は無理だけどね...(^^;
 

SOME SKUNK FUNK

2007年01月23日 | ミュージシャン
 先日亡くなった、マイケル・ブレッカー。私は、彼の名前を意識して音楽を聴いたことがありませんでした。ただ、若い頃買っていたフュージョンのアルバムに、偶然参加されていた、その程度の認識でした。

 日曜日午後7時から、FMノースウェーブで放送されている「リアル・ミュージック・ラボ」でブレッカー・ブラザーズの特集があり、改めて彼らの音楽を聴く事が出来ました。
 で!その日の2曲目にかかったのがこの曲、SOME SKUNK FUNK です。田野城教授も話していましたが、緻密でスリリングなユニゾンと奔放なソロにぞくぞくしたリスナーも多いのではないでしょうか?
 実は、数年前のTBSラジオで夕方に放送されていた番組のBGに使われていて、「この曲、なんて言う名前なんだろう?」とヤキモキしている私がいたのです。ラジオ局に問い合わせしても返事は返ってきませんでした。偶然、その曲を聴く事が出来てハッピーでした。

 それにしても曲名判明から数日、YouTube やサーチエンジンで SOME SKUNK FUNK を調べまくりました。デニス・チェンバースやデイブ・ウェッケルなど有名なドラマーがサポートしていますが、当時の演奏に近いものが見つかりませんでした。昨日、TSUTAYAに行く機会がありダメ元でCDコーナーに足を運ぶと、偶然あったのが「ヘヴィ・メタル・ビ・バップ」ドラマーはテリー・ボジオです。「ん?いいかも」と借りて帰り聞いてみると、良い感じ♪
断言は出来ないけどたぶんこれかなぁ・・・。

 あと、日本人ミュージシャン村田陽一氏が率いる SOLID BRASS のアルバム「DOUBLE EDGE」にも同曲が含まれています。ドラムはポンタ師匠だし。実は先のラジオ番組のBGMのドラムはポンタ師匠ではないかと思い込んでいたのも私です。これは確認せねば...。


 高望みではありますが、いつかこの曲を演奏してみたいと思う私でした。


わくにこ

2006年12月27日 | 練習
 昨日の夜は、わくにこの年末練習でした。

 新メンバーが所有していた楽譜を含めて数曲を通しました。新譜のシング・シング・シングはオリジナルに近いアレンジでハードルは高いけど、イメージが頭の中にある分演奏しやすかったですね。キツイ曲もいくつかあったものの形になった演奏だったように思います。皆さんはどこで練習してるのかなぁ?札幌から参加のN嬢もありがとう。


 年明け以降の幾つかのイベント参加を含めた練習構成が発表されたので、練習にもますます力が入ると思います。メンバーの皆さん、良いお年を!



セッションパーティー

2006年12月25日 | 楽器
 昨夜は、月に1度のセッションパーティー。

 クリスマスイブなので、で出しは遅かったらしいのですが私が到着した9時半過ぎにはB♭M7はほぼ満員の状態でした。セッションが始まった時間から数時間が過ぎていますが、演奏デビューした新人さんも大勢いらして熱気でむんむんしていました。

 メンバーが交代しつつセッションが披露される流れで、10時を過ぎて課題曲の演奏が始まると、常連のH君はロック出身らしい骨太なビートと斬新なチャレンジで会場は大盛り上がり。同じく常連のNさんは、控えめながらも普段から聞いているジャズのテイストがシッカリ顕れていました。なぜかドラムを叩くGen3も奇声を上げて叩きまくります。私はというとアルコールが入っていないのでちょっと控えめな演奏。そしてまー君は変幻自在の表現力でプレーヤーも唸らせる素晴らしい演奏でした。
 ドラマーが演奏途中で入れ替わるというのも、ここのセッションならではの見せ場なんですよね。


 写真はセッションもほぼ終盤、ドラムを叩いている女性のB♭M7デビュー演奏です。暫く叩いていなかったそうですが、Gen3や私が励ますと演奏に参加してくれました。基礎がしっかりしているので演奏が始まると実力を発揮!会場の熱い声援を受けて楽しそうに叩いてくれました。これからも参加してくれそうで良かったです。

 私の出番はというと、やっぱり苦手なラテンリズムで突入したものの会場の皆さんの暖かい声援を受けて、開き直って楽しんでしまいました。Angel_Cさんの新曲も聞けたし、ドラムのまー君はますます冴えて来てるし、楽しい夜でした。


ライブの報告

2006年12月25日 | 演奏
 ここ暫く書いてきましたお手伝いのバンドのライブ、2回目が完了してからもうずいぶん経ってしまいました。自分なりに消化し切れなかったんですね...。

 ボーカル嬢のサポートを自分の第一の目標に置いていたつもりが、ステージが始まるとその楽しさに我を忘れて楽しんでしまいました。ドラマーとしては失格だと思っています。でも、自分の出来る範囲で精一杯やれたし、楽しめたステージなのでそういった意味では悔いのない演奏でした。

 ここ数日かけて、改めて自分の弱点を見つめなおすことが出来たし。新たな目標としての認識が出来たように思います。

 誘ってくれたE氏、迎えてくれたバンドのメンバー、ありがとう!♪



写真はリーダーのS氏から了解を得て転載しました。ありがとうございます。