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Tp・world   Tpの世界

Tの世界を遊ぶ
写真に心を込めて ファインダーからこの国の今を
真を見ていきたい 写心 それは心 愛

大ミサ曲ハ短調

2007-01-21 17:49:51 | 写真
市民コンサート

歌劇「魔笛」序曲K.620 W.A.モーツアルト

交響曲第1番ハ長調Op.21 L.v.ベートーベン

大ミサ曲ハ短調K.427 W.A.モーツアルト

2000席の大ホールはほぼ満員

合唱団の中にいる知人も

朗々と唱っていた

2階袖 最前列の席で

<ブラボー!>と声をかけてきた

心洗われるひとときを過ごした

撮影禁止をコッソリ~~ごめんなさい!

虹を

2007-01-20 16:00:09 | 写真

近頃の

閉塞感から少しでも抜け出そうと

街に氾濫する煌びやかなイルミネーションの海に

身を委ねてもみた

だのに 

虚ろにシャッターをきってる自分がいた

都会の喧噪

そんな日常

フッと頭をかすめる

虹を見なくなって久しい

だからか

夜の街に出るのは

都会の夜

そこに虹を見るような

それは

虹色になって

揺らめいていた

ずっとずっと眺めて

心はタイムスリップ

遠い過ぎ去った時に彷徨って

身を切るような寒風が吹き抜ける港に出る

そう少年の頃

時間を忘れて ここにいた

海の向こうに   何があるのか

心の瞳が彷徨っていた

いまも

ほっとけない

2007-01-19 23:10:03 | 写真


もうかなり以前になる

いつも意識の中に持っていようと

“ホワイトバンド”を着けた

今も手首に着いている

一時たくさんの人が着けていたが

いまは すっかり見かけなくなった

だが この星の状況は

変わったわけではない

私たちの住んでいる世界

いま 3秒にひとりの子どもが命を落としている

極度の貧困により命を落とす子どもの数は1 日3 万人

1 日1 ドル以下の生活をしている人は12 億人

きれいな水を飲めない人は10 億人以上

読み書きのできないおとなは8億6000万人

これまでエイズにより命を落とした人の数は2000万人

きょうも

手首を3回振っている




あと一歩だけ

2007-01-18 23:56:13 | 写真
銀座4丁目交差点

子どもの頃からずっと

このビルを見て育ったような

自身の顔よりここを見てる時間の方が

きっと たぶん 

多いと思う

この交差点を行き交うおそろしく多い車

それと同じくらいの数

この身を通り過ぎたものたち

今宵ここを見上げる脳裏に

数々の思いがよぎる

そんな街角を

もっていられるだけ

幸せなのかもしれない

向かいのビルから

テンポのいい曲が聞こえてくる

♪あと一歩だけ 前に進もう♪


              

天空の

2007-01-16 14:31:58 | 写真

きょうも

この街は晴れ

年を改め1月

早くも半月が過ぎた

ガラス張りのこの部屋から見渡せば

音もない世界



激流のように

街は変貌をつづける

子たちもカップルも

肩を寄せて見つめる下界

何を想う

やがて空を

黄金に 紅に ピンクに染めゆく

天空ショー

そして静かに帳が落ちてゆく


                   

淺草 ゆであずき

2007-01-15 10:26:12 | 写真


初春の喧噪の中で

祈る

ひたすら祈る

その人は

もう随分の時間祈ってる

何かたくさんの

重いものが肩にあるのかも

そんな風景の残像を目に残しながら

子ども時代と全く変わらない店内で

これも大正からずっと という

ゆであずきを


塩味の効いた

ほんのり甘い

懐かしい味

あさくさは

きょうも晴れ

都会の休日

2007-01-14 00:39:02 | 写真
東京駅から数分

丸ビル1階フロアに

こんな期間限定のアイススケートリンクが

たくさんの子供(大人も)が氷上の輪舞?

都心の真ん中で狭いとはいえ暫しスケーター気分

NYのロックフェラービル前を想い出す

ヘルメットに膝当て 肘当てをつけて

嬉々として楽しんでいた

快晴の銀座通りでは

路上パフォーマンスが花盛り


ギターに

ハーモニカ 足ではドラムを叩き

人の輪を作っていた

穏やかな冬の日の都会の休日

柴又帝釈天 2 寅さん

2007-01-12 13:47:56 | 写真
彫刻回廊を抜けて

外に出る

歩いて10分足らずで河畔に

この辺は川幅がかなりある江戸川

寅さんがよく現れたこの土手

ここに歌謡曲にもなった

矢切の渡しがある


この船に乗って5分もすれば



対岸の千葉県(松戸市)に着く

きょうも数組の客を乗せて

のんびりと船は対岸を目指していた

川風に吹かれながら

もと来た道を歩く

再び参道の人混みをかき分け

私鉄の柴又駅へ来た

駅前に寅さんが立っていた


寅さん像を黒くつぶしてシルエットにしてみた

シルエットでもしっかり寅さんだった

この寺は

この街は

やはり寅さんだった



柴又帝釈天 1

2007-01-11 18:12:51 | 写真


映画「寅さん」で知られた

柴又帝釈天

たくさんの善男善女でごった返していた

ここへは(そう遠くないので)何回も来ているが

堂の周りに施されている彫刻を見るのは

あまり記憶にないので初めてになる



この彫り物の下に


<インドでは法師たちが森の中や洞窟で独り修行するが、
虎や狼の危険があり、淋しさ、修行の厳しさを励ますた     
めに佛や像に乗った普賢ぼさつが姿を現す>
との説明板があった

こんな彫刻が建屋の壁面を埋め尽くしてる

カメラを向けながら

さらに歩く


昼下がりの公園

2007-01-09 16:11:13 | 写真
水面を

ジッと見つめる

視線の先は

水面下の小魚の動きを追っているのだろうか

それは彼にとっての生活

それは「日常」なのだ

ここは都会の中の小さな公園の池

池畔にはズラッと

長いレンズを付けた集団が囲む

この人たちは

「非日常」をカメラに収めようと

瑠璃色彼が羽を翻して

水面に突進

微かな飛沫をたてて小枝に帰る

不気味に響くような

連続したシャッター音が

昼下がりの

都会の中の公園

命 いのち

2007-01-06 13:42:59 | 写真
朝から冷たい雨

こんな日は ジッと

壁に掛かった絵を見ながら

昨日の光景を思いだしている

水面に 空に

冬の残照が

僅かに蒼さを残してる上空を

鳥が飛ぶ

流れゆく時間

そんな空間に身を置いて

ずっと前

書いた詩?を想い出して


金もない
花咲乱れる庭園も
頬を照らす暖炉も
胸を締め付けるときめきも

自慢するものは何もない

でも

夢が
希望だって
慈しみも
優しさを感じる心も

そして
なにより
愛が

ある

命 いのち
の温もりも
その尊大さも
その意味も

知ることができる

だから
たぶん
きっと

生きる 生きてる
意味を問い続けていける

愛や 希望
そしてこころ
それらさえ
失わなければ

生きる意味を
感じていられる



訪れた悩める人に
道を説く












第九 高らかに響く

2006-12-29 21:38:15 | 写真
師走29日

暑いくらいの昨日が嘘のような

朝から北から強風が吹き付けていた

この国 年末恒例の

第九の演奏

ここはデパートの吹き抜けのフロア

買い物序での聴衆が

2時間も前から席取り

パイプオルガンの演奏で

メンバーが入場

聴衆の拍手に押されるように

指揮棒が振られた

ピアノの音にに乗って

テノールが響く

5階のここまで

響く

さぁ~

これでこの年も暮れる

来たる2007年

どんな年になるのだろう