
近頃の
閉塞感から少しでも抜け出そうと
街に氾濫する煌びやかなイルミネーションの海に
身を委ねてもみた
だのに
虚ろにシャッターをきってる自分がいた
都会の喧噪
そんな日常
フッと頭をかすめる
虹を見なくなって久しい
だからか
夜の街に出るのは
都会の夜
そこに虹を見るような
それは
虹色になって
揺らめいていた

ずっとずっと眺めて
心はタイムスリップ
遠い過ぎ去った時に彷徨って
身を切るような寒風が吹き抜ける港に出る

そう少年の頃
時間を忘れて ここにいた
海の向こうに 何があるのか
心の瞳が彷徨っていた
いまも
口を開けてる感じですね。