特別展望台250m

ズラ~リとカップル
日もとっぷり暮れた下界には

車たちの光りの帯

音もなく動き回るミニカー
目が点に
さらに目を転じれば
眠らない街の灯が揺れる

さっきまでここ東京タワーを
見ていたビルは光りの満艦飾

見飽きない大都会の灯たち
その一つひとつに哀感をみてしまう
灯の瞬きが何かを語りかけているよう
ずっと佇む
ここでも
時間は微かな音をたてて
容赦なく流れて行く
で
エレベーターを乗り継いで
地上の人に

見上げるタワーの脇に
三日月が
こうしてこの街も
何事もなかったように
いつもの朝を迎えるのだろう

ズラ~リとカップル
日もとっぷり暮れた下界には

車たちの光りの帯

音もなく動き回るミニカー
目が点に
さらに目を転じれば
眠らない街の灯が揺れる

さっきまでここ東京タワーを
見ていたビルは光りの満艦飾

見飽きない大都会の灯たち
その一つひとつに哀感をみてしまう
灯の瞬きが何かを語りかけているよう
ずっと佇む
ここでも
時間は微かな音をたてて
容赦なく流れて行く
で
エレベーターを乗り継いで
地上の人に

見上げるタワーの脇に
三日月が
こうしてこの街も
何事もなかったように
いつもの朝を迎えるのだろう