Stroganoff

カレー嫌いのそこのあなたへ

40歳からの仕事術

2006年02月01日 01時59分35秒 | 読書計画
40歳からの仕事術
新潮社
このアイテムの詳細を見る
この本を手にしたのは、決して自分の精神年齢が老けているからではなく、以前読んで影響を受けた「30歳からの成長戦略」の続きを読みたかったからということを誤解なく理解して欲しい。(ちなみに30歳を読んだのはちゃんと意図があってのことです。)

この本で著者が主張しているメッセージは過去の著作と同様、成長にも戦略が必要であるということである。ここで言う戦略とは資源配分論を前提としている。つまり、30歳と40歳とでは持ちうる資源(経験)と投資回収までの時間が異なるという点だけが違うのである。それを新橋ビジネススクールと称した居酒屋を舞台に、3人の登場人物が物語形式で話しを進めていく。3人は20代の頃は同じ会社の同期だったが、30代40代と違うキャリアを歩んでいく。1人はMBAを取得して外資系コンサルタント、もう1人はメーカーに転職、そして最後の1人は20代から同じ会社勤めをしてきている。この3つのキャリアの視点から仕事に求められている能力をテンポ良く紐解いていく様は40歳ではなくても楽しめるはず。薄い本なので興味をもたれた人はぜひご賞味あれ。
コメント (2)