いつからだろうか。人に対する時に「人間は弱い生き物である」という前提でコミュニケーションをとっていたのが、「人間は弱い生き物じゃない」という前提に変わったのは。
勝手な考えとして、誰しもと同じく昔弱くて自信が持てない時期があった。弱かったのでそういう前提に立つことが楽だったのかもしれない。
しかし少なくとも今は頑張っている。そんな中で弱い生き物じゃないんじゃないか、ひょっとしたら強くなれるのかもしれない、という光がうっすら見えているのかもしれない。
学生時代にあった人から頂いた言葉に「勝ちグセをつける」というものがある。事ある勝負すべき場面で自分の弱さに打ち勝ち、結果を出し続けるということだろう。今怖いものがあるとしたら、頑張っても結果が出なかった瞬間に勝ちグセが消えてしまうことかもしれない。