Tranquil LIFE

-日常日記-

相談。

2010年08月25日 01時51分29秒 | 日記
遅いUP。

その理由。

今日。
地元の友人から
メンタル系の相談を受けました。

どうやら、
ストレスによる
過呼吸で仕事が手につかないらしい。

とにかく、

早いうちに手を打って、
休みをもらうことを進言しました。

こういうことは
軽いうちに手を打ったほうがいいです。

自分もメンタルの病気にかかったのですが、
重度の末期だったので、
いまだに全回復とは言えません。

なかなか

理解が難しいとは思いますが、
これはかかった人にしかわからない辛さがあると思います。

でも、休むにしても、

自分の自尊心
自信が崩れるような休みはあまりオススメできません。

自信がくずれてしまうと

会社に復帰しても
なかなか積極的には動けません。

自分はどうせ…。。。。

みたいな思考が働きがちだからです。


なるべくなら、

自信を失わず
情熱を失わず

復帰したいものです。

それがどれほど難しいことか
わかっているのですが。

当の自分も
自信が折れ、
情熱も中途半端になり、
日々、すごい
精神的に難しい状況に
追い込まれています。

精神的病気からの
社会復帰は
いろんな意味での
相互の理解と助けが
必要なのです。


SF。

2010年08月07日 08時05分15秒 | 日記
伊藤 計劃さんの

「虐殺器官」を読みました。だいぶ前だけど。

「9・11以降、激化の一途をたどる“テロとの戦い”は、
サラエボが手製の核爆弾によって消滅した日を境に転機を迎えた。
先進資本主義諸国は個人情報認証による厳格な管理体制を構築、
社会からテロを一掃するが、いっぽう後進諸国では内戦や民族虐殺が
凄まじい勢いで増加していた。
 その背後でつねに囁かれる謎の米国人ジョン・ポールの存在。
アメリカ情報軍・特殊検索群i分遣隊のクラヴィス・シェパード大尉は、
チェコ、インド、アフリカの地に、その影を追うが…。
はたしてジョン・ポールの目的とは?そして大量殺戮を引き起こす
“虐殺の器官”とは?―小松左京賞最終候補の近未来軍事諜報SF。」


もう、完全に男の子向け小説です。
女の子でもSF好きならいいのかもしれませんが。

近未来の軍事設定、世界設定が
とても精緻で面白かったです。

かなりメタルギアに近いものもありましたが、
オマージュということで。

虐殺の方法はネタバレなので書きませんが、
まあまあ、納得のいく方法。
すこし恐ろしい方法です。

この本の中でかかれていた、

人間、社会は見たいものしか見ない。
情報が錯綜する中、
自分の都合のいい事実しか見ない。

ということに、
ハッとされました。

たしかに、TVやインターネットがあったとしても、
その情報は一側面しか捉えていない。

自分の見たい情報にはアクセスするが、
都合の悪いものは見ようとしない…。

確かにそのとおりかもしれません。

何が善で何が悪なのか。
それは見かた次第なのかもしれませんね。