「躯立ち(からだち)」という言葉をネットで調べていて こんなものを見つけました。
どう違うのか?とは思っていましたが、 一つの言葉が、こんな風に使い分けされてるって おもしろいな~。
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『からだ』は、“殻(から)”に接尾語の“だ”が付いた語で
古くは魂に対してそれを宿している身体、生命のこもっていない肉体を『からだ』と言い、
魂を宿した肉体は『身(み)』といったという説や、 人間が立った状態を表す“躯立ち(からだち)”に由来していて、
それが転じて“からだ”となり、一般的に『体』と漢字で表記するようになったという説がある。
漢字の “体”は、例えば「筋肉質な体」「体の表面」などと物質的な表現。
“身体”は、「身体の能力」や「身体の各部では」などというように機能的な表現。
として使い分けられる傾向にある。
生理学・解剖学・物理学的に表現する場合には、通常“体”や“身体”と表記される。
“からだ観”や“思春期のからだ”などのように、ひらがなで表現されるケースも見られる。
これは心と身体を一体として捉える概念的表記として使い分けているようだ。
文科省の学習指導要領には“心と体”“体のほぐし運動”などと「体」が多用され、
一方最近の雑誌などでは“カラダづくりにeee”とか“カラダに嬉しいeee”などと、
より柔らかい表現になるカナ表記が多用される傾向にある。 (スポーツインストラクター育成講師 村田きよみさん)
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