UN GRAND WEEK-END

ベルギーでの滞在記

多言語の国

2008-03-13 00:00:00 | 語学の勉強
 

ベルギーは多言語の国です。最近は慣れましたが、最初の頃は戸惑いました。

例えば①スーパー。
商品名は基本的に、フランス語・フラマン語(オランダ語)・ドイツ語で表示されます。
上の写真は、左がアプリコットヨーグルト、右が鶏もも肉です。
それぞれ3言語で表示されてます。

でも最初はどの言語も全く知らない私。
3つの言葉を全部フランス語の辞書で調べてました。
載ってないなぁ・・・ということが何度かあり、やっと違う言語だってことに気づきました・・。←遅い?
(まぁさすがにアプリコットヨーグルトぐらいは私でも分かるけど)

ちなみに、鶏もも肉は皮がはがされたツルっとした状態で売ってます。
皮が好きな私としては悲しい・・。(皮つき肉は骨付きのものしか見かけてません)
そして色がベージュです。この写真はまだピンクかも。と思うのは私が見慣れたせいかも?
最初見た時は、これを食べて大丈夫なのか!?と思うほどベージュで、買うの悩みました


例えば②駅の名前
地名もフランス語・オランダ語で異なるように駅名も当然違います。
(そういえばドイツ語は記載されてないかも)

初めてベルギー国鉄を利用した時。行き先を間違えないように・・と気をつけて電車に乗り込みました。
一つ目の到着駅で、駅名の看板を確認。・・・あれ?私の思ってた駅名じゃない・・・。
おかしい、確かめて乗ったはずなのに・・
と焦っていると、もう少し離れた所にある看板には私の思ってた駅名が書かれてました。

駅の構内に等間隔に掲示してある駅名の看板。フランス語とオランダ語が交互に貼ってあったのです。
私はオランダ語のを見て焦ってたらしい。私の持ってた時刻表はフランス語だったのです。


すごく不便なのに、よく多言語の国を保ってるよなぁと感心するけど、母国語(自分の育った言語?)
を奪われるというのは、よほどの喪失感だろうから、仕方ないのかなとも思ったり。
でもこんなに小さな国の中で、ちょっと車で走っただけですぐにオランダ語圏に入ってしまい、
街の看板が全て分からないなんて・・。せっかく一生懸命(?)フランス語習ってるのにくやし~。

レベル1終了

2008-01-18 00:00:00 | 語学の勉強
                

9月から通い始めたフランス語、レベル1のクラスが今日終了しました。
今日受けたテストが合格なら、再来週からレベル2のクラスへ進みます。(祈合格!)

当初、約30人でスタートしたクラスも、最後は約10人ほどに。
クリスマス前の週なんか、6人ぐらいだったことも・・。

私はと言えば、なんとフル出席で頑張りました!!
一度も休まなかったのです!!(5分程度の遅刻はよくしたけど・・・)
休むような用事が特に無かっただけなんだけどね・・。←暇でして・・

それに、授業の進むのが速くて、一度でも休むとついていくのが大変。
授業受けて思ったのが、日本語って独特な言葉なんだな、と。
もちろん他のアジアの言葉もそうだと思いますが。

ヨーロッパの人達は、フランス語という新しい言葉と言っても、語源が同じだったり
発音が似ていたりして、マスターする速度が異常に速い。
そしてそのペースで授業は進んでいく訳で・・・。

それに比べたらこっちは必死!!
先生の言っていることは半分も聞き取れないし理解できません。
大体、先生の身振り手振りや話の流れで、何を言ってるか分かるだけで、聞けてはないです。

でも他の人達は分かるみたいで、先生が面白いことを言った(らしい)時なんか
みんな爆笑してるけど、そんなん私に分かるかぁ~!!
と思いつつ、一応微笑みながらやり過ごしてます(笑)

いつも授業中は、あぁちゃんと勉強しよう、と苦い思いをするのですが
家に帰るとついぐうたらしちゃって、次の授業で、あぁやっぱり勉強しないと・・・
みたいなことを繰り返してレベル1が終わってしまいました。←ありがち

レベル2こそは、きちんと復習しないと、あっという間に取り残されるに違いない・・。

でもまぁとりあえずテスト終了!ということで、今日は美味しくビールが飲めそうです♪
(Mも昨日テストだった) 
関係ないけどクリスマスビールの写真を載せてみました。

初心を忘れず

2007-10-03 00:00:00 | 語学の勉強
教室の場所が今日だけ変更になりました。
いつもと違う教室で、隣の席になったのは南米出身のI。
(国名を言ってくれたけど覚えられず・・)

私は車で通っているけど、Iはバスか電車。
帰りに途中まで乗せてくれないかと言うので一緒に帰りました。
ちなみに、Iも私も英語があまり出来ないのでお互いに補いながら
頑張って会話したけど、本当に通じていたのかどうか・・。

彼女は私の住んでいる街の先に住んでいて、私の家の近くで車を降りた後
6キロ程歩いて帰るらしい。
雨だし送ってあげるよと言ったけど、雨好きだし運動になるからいいって。

Iはベルギーに来てまだ2週間。ホストファミリーと暮らしている。
バイトでベビーシッターをしているけど、本当は写真で身を立てたいみたい。
写真を撮るために、色々な国を訪れていると言う。
語学学校でフランス語と英語の両方をやっている頑張り屋さんです。
今日はたぶん交通費を浮かしたかったのかな。

最近、語学学校も慣れてきて、行くのが面倒に思ったりしてたけど
(朝眠いとか・・そんなレベルだけど・・)
Iの話を聞いて私ももっと頑張れるんだからちゃんとやろう!と思いました。
初心をすっかり忘れておりました。Iに感謝です。

ところで、Iはベルギーに来る前はスペインにいたらしい。
でも太陽はキライで雨が好きだって。もう一生分の太陽を浴びてしまったのでしょうか。
最近雨が続いて私は憂鬱なのに、Iは嬉しいらしい。
海で泳ぐ時も、太陽の出てない寒い時を選んでたとか・・。
今日も、私はタートルにセーターなのに、Iは半袖でした。
人って本当に色々ですなぁ。


天気が悪く靄がかかっている朝8時半。学校近くの教会にて。



年齢の言い方

2007-09-26 00:00:00 | 語学の勉強
今日、学校で年齢の言い方を習いました。

英語と違って、「私は○○歳を持っている」と言います。
これまた生徒が全員1人1人発表することに。

えっ歳を言うのかぁぁ~と思いましたが、先生は躊躇無く全員差して行きます。
最初の1人が18歳だったのでびっくり!!
でも全員終わってみると、17歳~50代まで、幅広い年代がいました。
残念ながら、私の同じ年ぐらいの人はいませんでした。
もっと上で子供が大きいとか、もっと下で子供が小さいとか・・・。
うーん、接点少ないな~。

でもみんなの歳が分かってちょっと嬉しい。
だってこっちの人、歳が全然分かりません。結構年配かと思えば意外と若かったり。
でもこのクラスの人たちは、もっと若いと思ったら意外と年だった・・と言う人が多かったです。
年上に見積もる癖がついてしまったのでしょうか。



休憩時間の風景。

そういえば、休み時間の設定の仕方が変です。
8時45分~10時50分まで授業→10分休憩→11時~12時まで授業
前半長すぎない??



語学学校スタート

2007-09-12 00:00:00 | 語学の勉強
今日から語学学校がスタート。

車で15分ぐらいの距離ですが、道が混むことを考えて40分前に出発。
張り切りすぎ・・。
でも案の定、道が混んでいたので良かったかも。

どんな先生かな。どんなクラスメートかな。
色々な期待と不安が交錯します。
事前情報で、イタリア人ばかりのクラスに入ってしまい授業についていけなかった
(イタリア人は既にフランス語は話せて文法だけ勉強しに来てるケースが多い)
という人の話も聞いていたので不安でした。

最初の授業で、「私は~人です。」というフレーズを習い、全員が1人1人それを
発表?した所、13ヶ国ぐらい出身国がありました。
一番多いのはノルウェー人で5人ぐらい。後はスウェーデンやフィンランド、デンマーク、ポーランド、
ポルトガル、メキシコ、ドミニカ共和国、フィリピン等、様々です。
みんなフランス語習うのは初めてで全然分からない、という感じでした。
あぁよかった。ちゃんと初心者コースの授業になりそうです。

もう一つ、先生がすごく良い!
どうやら、当たりの先生のようです。
この語学学校(どこでもそうかな?)先生によって当たりはずれが激しいみたい。
私達の先生Cは、一番の当たり!だそうです。
とても分かりやすく丁寧に、我慢強く(←これ大事 笑)何度も繰り返してくれます。
小さな子供のいるママさんという感じのチャーミングな女性です。

フランス語の授業、いい感じでスタートできました。
このコースが終わる1月まで、今いる30人のうち何人が残ってるかな~??
自分が脱落しないように頑張らなくちゃ。


教科書とノート、電子辞書



語学学校を申込む

2007-08-25 00:00:00 | 語学の勉強
9月から語学学校へ行く予定です。
その申し込みをしに行ってきました。

私が受けるのはフランス語。週2日。朝8時45分~12時まで。
この語学学校は費用が安く、週1日で1年間通って120ユーロ。
(私は週2日なので半年で120ユーロ)
安いので申し込みは殺到。でも安いからまぁいっか、と脱落していく人も多いらしい。
私もいつまで続くか分からないけど、まぁ安いにこしたことは無い。

今日は学校の夏休み明けの初日で、9月からのコースをまだ申し込んで無い人が
たくさん来ていました。


建物の外まで続く長蛇の列


この長蛇の列にびびりつつ入口付近へ行くと係員がいて、フランス語を習いたいと言うと、
この列とは別の、張り紙のある教室を指差しました。
なーんだこの列は別の言語かぁ。ベルギーだし英語とか他の国の言葉が人気なのかな?
フランス語でよかったな~と思いつつ教室へ。

教室では申込書類を記入して、それを係員がチェック。OK、あっちで支払いして、みたいな
ことを言われ(キューとか言ってた)教室の外に出たけど分からない。
相変わらず先ほどの長蛇の列は長く長くのびていってます。

近くにいた係員に聞くと、なんか逆に質問されてしまった・・。
よく聞き取れなかったけど、私が以前に申し込んでて変更したい人のような対応をされた。
「今日申し込みで支払いしたい」と伝えると、なーんだ、という感じで長蛇の列を指差しました。
あっ、これ??
どの言語を申込みに来た人も最後は全員ここに並ぶのか!と初めて気がつきました。

2人ともキューって言ってたのですが、queueがイギリス英語で”列”だとは知りませんでした。
lineはアメリカ英語だったのね。

係員も、まさか支払い待ちの列の隣で、「支払いどこですか?」と聞かれると思わなかったのですかね。

その後、この列に1時間並び、やっと支払いを終えました。
それにしても、申込みに来ている人の年代が幅広い!
中には親子で来てる感じの人も。(50代と20代風)今から新しい言語を習うなんて素晴らしいなぁ。

ちなみにやはりヨーロッパの語学学校。習える言語の数がはんぱなく多いです。
近隣諸国の言葉は全部習えます。トルコやアラビア語、日本語や中国語までカバー。
すごいですね。ベルギーという他人種の多いお国柄もあるかもしれませんね。