IntelがNVIDIAに対して、締結してるクロスライセンス契約(※)に関する異議申し立てを裁判所に対して行った様です。問題になっているのは、CPUとチップセット間を接続するためのバスインターフェイス特許に関するもので、4年前に両者の間で結ばれましたが、そのライセンス契約に次世代CPUであるNehalemが含まれるかどうかという事が今回争点になっており、裁判所に提訴する位ですから、お互いの主張は真っ向から違っています。
Nehalemは、グラフィックコアやメモリコントローラー等がCPUに統合される為、従来のシステム構成とは大きく違うので、サードパーティがチップセットを出すというのは、相当厳しいよなぁと感じました。
もし、この裁判でIntelが勝った場合、NVIDIAが独禁法を使って攻めてくる可能性も考えられるので、この問題は尾を引くかも知れませんね。
ニュースソース:PC Watch(元麻布春男の週刊PCホットライン)
※ お互いに持っている特許を相互利用できる契約