2024.05.04 湖北／滝と花の横山岳＠すでに夏山の様相（前編）

2024.05.04［白谷登山口〜経の滝〜五銚子の滝〜横山岳西峰〜横山岳東峰〜夜這いの水〜滝の谷の滝〜夜這いの水〜白谷登山口］（距離8.85km 累積標高1001m）with Sさん、Futatsugiさん

 

横山岳は31年ぶりになる。
久しぶりに行きたいなぁと思っていたところに、滝友のFutatsugiさんから、帰省中なので久しぶりにどこか一緒に行きませんかと声がかかる。それならちょうどいい、超秘境滝マニア？Sさんも誘って、まだ見ぬ滝を探しながら横山岳に登ろうということに。
Futatsugiさんは前日に荒島岳の幻の大垂に行かれたばっかり、いつものことながらそのパワフルさには脱帽です。

まだ見ぬ滝、それはミノボラと呼ばれる支流にあるとされる「琴の滝」。
そしてもう一つ、夜這いの水上流にある「滝の谷の滝」を確認すること。こちらは地図には載っているけれど、訪れる人は滅多にいないんではなかろうかという滝。
これをミッションとしての横山岳登山である。
そしてこの春、急に野や山の花のことが気になって仕方ないというわたしは、ヤマシャクヤクなどを見ることも今回の目的でもあった。

さてこれらのミッションは隊としては達成できたのだが、わたしは「琴の滝」には行けず。取りつきさえスムーズに入れれば、問題なかったのかもしれないけれど、ちょっと今は五十肩で腕が上がらないことに加えて、持病や傷痕の痛みもあって無理はできない。「琴の滝」調査はお二人に任せこととなった。
いずれ調子のいい時には是非とも行ってみようと思う。

そしてもう一つのミッションである「滝の谷の滝」はしっかりと確認することができた。こちらも道はないものの難所もなく、今のわたしでも行くことができた。
大きくはないが深い森の中からリズムよく流れ落ちる滝は、なかなかの美瀑。

花を愛でるという目的も予想以上の収穫。もしかしてもう残ってないかもと思っていた花もまだ咲いていてくれたし、それに加えてブナ林の新緑の美しさがとても印象に残るものとなった。

Futatsugiさん、Sさん、楽しかったです。またよろしくお願いします。

 

横山岳はこのシーズン大人気
今回は12年ぶりの滝友Futatsugiさん、with山友のいつものSさんと、滝を巡りながらの山登りです

 

駐車場に咲くオドリコソウ
花もたくさんありそうで楽しみです

 

オドリコソウ（逆光で）

 

ホウチャクソウ

 

ミヤマハコベがいっぱい

 

小滝を見て
久しぶりのFutatsugiさんと情報交換しながらの歩きです

 

ヒメオドリコソウ
どこにでもあるけど

 

これは「夫婦滝」とも言われているようです
名をつけるほどでもないと思うのですが
この手前にも「魚止滝」と名付けられた小滝もあるようですが、どれだかわかりません 

 

外来種のオオカワジシャ
駆除対象らしい

 

水際にはコンロンソウがいっぱい咲いています
スルーされがち

 

経の滝

 

ギボウシが咲いたらキレイでしょうね

 

ヒメレンゲと経の滝 

 

これはカモシカの頭蓋骨ですね

 

Futatsugiさん激写中
きょうはヒョングリが控えめで残念でしたね

 

ちょっと引いて経の滝
3人の登山者が写っていたので消えてもらいました

 

明るい谷です
きょうは気温が高いので谷道ながら木陰がなく暑いです

 

ニリンソウもいっぱい

 

ミヤマハコベとミヤマキケマンのミヤマコンビ

 

大きな白い花はイチリンソウ

 

この沢はミノボラっていうみたいです
入口には2段の小滝、この上に琴の滝があるようです
FutatsugiさんとSさんに琴の滝探索ミッションは任せるとして
わたしは肩と手首が不便なのでここで待ってます

 

2人が琴の滝に行っている間、わたしは花の写真を撮ってました
ラショウモンカズラ

 

ヒメウツギ

 

シャクさんバンザ〜イ

 

ミヤマキケマン

 

ミヤマハコベ

 

シャクはたくさんあってスルーしがちですが
よく見るととてもカワイイ花です
琴の滝調査隊が戻って来ました
一つ目のミッション完了の報告を受け
五銚子の滝へ向かいます

 

五銚子の滝下段

 

こちらは中段と3条に分かれて落ちる上段

 

滝前から振り返ると
ぎりぎり山頂が見えているのは己高山（こだかみやま）ですかね 

 

流れのそばにウマノアシガタ（キンポウゲ）

 

五銚子の滝中段

 

五銚子の滝中段 

 

五銚子の滝中段 

 

中段の下にはニリンソウがいっぱい

 

水飛沫が気持ちいい季節になりました

 

五銚子の滝上段

 

登山道から上段

落葉時期は全景が一目で見られるんですけどね
さてさてここから谷を離れて直登です
がんばりましょう

 

ミヤマハコベ3兄弟

 

クルマムグラ
ほとんどはまだツボミ
直登コースにも花がたくさんあって癒され疲れを感じません

 

咲いているものも少ないながらありました

 

標高を上げるとブナが徐々に多くなってきました

 

見上げると

 

ルートを開いた人は急登フェチかと思うほど、真っ直ぐに頂上を目指す道です

 

イカリソウの咲き残りも少しばっかり

 

フデリンドウもポツポツと

 

タチツボスミレ

 

（続く）