滋賀県・京都府とその周辺の山と滝Ⅱ

比良・鈴鹿山等の滋賀の山や京都北山を中心とした、山登り・滝巡りなどを写真で綴る個人記録帳です。

2024.04.13 比良山/蓬莱山から長池@春の花を探しに(前編)

2024-04-13 22:35:37 | 比良の山と滝

2024.04.13[金毘羅神社下〜金毘羅神社〜金毘羅峠〜蓬莱山〜打見山〜汁谷〜関電巡視路〜長池〜森山岳〜蓬莱山〜小女郎峠〜薬師の滝〜金毘羅神社下](距離14.26km 累積標高1435m)

 

今回の目的はミノコバイモを見ること。比良山では南部の一部にだけわずかにあるらしい。

登りに使った金毘羅道は12年ぶり。ほとんど記憶がなく新鮮。花も多く見られ、アスファルト道が奥まで通じていることを差し引いても、これはもっと訪れてもいいルートだなと思う。

蓬莱山は意外と静か。ロープウェイは運行されているが、観光客にすれば中途半端な時期。水仙には早く、各アトラクションやレストランなどの施設はまだオープンしていない。カフェのみのオープンで、観光客は高いロープウェイ料金を払って、山上駅周辺で景色を見てウロウロするのみ。
Sさんはここのレストハウスでランチをしようと思っていたらしく、おむすび1つしか持ってきていない。ウエストバッグだけの軽装だ。
だがオープンしていないので、その目論みは崩れ去って少々ガッカリ気味。

Sさんはまだ巡視路を歩いたことがないというので、長池まで足を伸ばすことにする。
汁谷では気の早いクリンソウがもう花をつけている。
巡視路も久しぶり。随分と荒れている印象を受ける。
花にはまだまだ早いがバイケイソウの群落の緑が鮮やか。さらにタムシバの花が満開近く、青空に映えて美しい。

長池でランチ後、池巡りをしながら森山岳経由で蓬莱山に戻る。
下りは小女郎谷道。ここも少なくとも25年はご無沙汰なルート。やっぱりほとんど忘れてしまっている。きょうは暑いので谷道がやはり気持ちいい。
有名な放置チャリンコを見ながら、ミヤマカタバミが咲き乱れる道を薬師の滝へ。
滝は水量豊かで涼しくほっこり。
駐車地に戻る小さな峠越道は、下りにルートを見失うが植林地を適当に水平移動し戻る。

お目当てのミノコバイモも見ることができたし、好天の中、花鑑賞、大展望、池巡り、滝訪問とバラエティーに富んだ楽しく満足いく山行だった。

 

登山口までのアスファルト道脇には春の花がいっぱい
ムラサキケマン 

 

ミヤマキケマン

 

ハクサンハタザオ?

 

キランソウ

 

ヤマザクラは散り始め

 

タチツボスミレ

 

キブシ

 

ヤマエンゴザク

 

キノコも少し見かけました

 

山道に入ると、まだほとんどは花が閉じていますが、ミヤマカタバミがたくさん

 

カタクリの開花には後数日

 

ショウジョウバカマは終盤
少し色褪せてきています

 

金毘羅峠付近

 

イワカガミは数輪だけ花を咲かしていました

 

おそらくウスタビガの繭

 

ショウジョウバカマ
標高を上げるとまだまだ盛りですね

 

快晴ですが春霞で鈴鹿の山々はくっきりしません

 

まもなく蓬莱山
テラスは組み立て工事中

 

蓬莱山より湖南方面
左端に近江富士、右端は比叡山

 

蓬莱山より京都市街

 

同じく比叡山をアップで

 

鹿のフンだらけのゲレンデを下る
左端に武奈ヶ岳とコヤマノ岳
右端は伊吹山

 

腕の力が落ちているとSさん

 

汁谷へ下るジャイアントゲレンデ上部より、武奈ヶ岳&コヤマノ岳をアップで

 

同じく白滝山を中心に

 

クリンソウ
一輪だけ早くも咲いてました

 

クリンソウ

 

(続く)


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