色は匂へど 散りぬるを
我が世誰ぞ 常ならむ
いろは歌
そのままを
手折らず愛でる
心なし
人は久方
照らす仇花
秘未歌
私たち人間は<個性>という名のもとに、化粧し、匂いを纏い、爪に色を塗る。それらは本当に私たちに必要なのだろうか?それらの商品を作るために動物実験という虐待が行われ、それらの商品に含まれる化学物質で自らも自然破壊に加担してしまっている現実を受け止めるなら、その不要さが分かるだろう。
人間が暮らす地球環境が安全なものに変わり、農薬や化学物質が使用されていない、遺伝子組み換えでもない自然に育った作物をみんなが食べるようになったら、不自然な人間の人為が作り出していた文明病としての万病は消え去る。不自然な病を無理に何とかしようとするから動物実験という狂気も発生する。
「人間の未来のために動物実験が必要」と言うような残酷な人間たちに未来なんて必要ない。
人間たちのいう〈進化〉。
宇宙の側から見る〈退化〉。
どちらの目線に立つかで、
この先の私たちのミライが変わる。