病気は治ったもの勝ち!膵臓ガンと宣告されて…

晴明神社へ

4月17日京都の清明神社へ。
誰もが一度は耳にしたことがある安倍晴明。
陰陽師として有名ですね。
NHK大河ドラマ「光る君へ」ではユースケサンタマリアさんが演じています。
その当時は、陰陽師は陰陽寮という国の役所に勤める国家公務員です。
明治政府になって廃止されたそうであう。

晴明神社の地は、「晴明の住まいがあった」とも伝えられる場所だそうです。
神社内での掲示では、安倍晴明は、阿倍野に住む安倍保名(あべのやすな)と白狐葛乃葉との間に生まれた子供であるという伝説がありました。
狐は古来から、霊力を持った動物として崇められていますね。
晴明の力があまりにもすごかったので、そんな話も出たのでしょう。

 晴明は、85歳という当時では驚異的な長寿でなくなっています。
亡くなった年も寛弘2年(1005)
晴明は藤原道長や一条天皇の中宮・彰子のために陰陽師としての仕事をしていたそうです。
大河ドラマの中では、66代一条天皇役は塩野瑛久さん。
藤原道隆(井浦新さん)は、強引に娘、定子(高畑充希さん)を中宮にし、詮子(吉田羊さん)を内裏の外へと追いやりました。
ドラマでは、その2年後、一条天皇は麗しく成長しています。
道隆の独裁には拍車がかかり、伊周(三浦翔平さん)らに身内びいきの人事を行い、定子のために公費を投じ始めました。
この兄のやり方に納得がいかない藤原道長(柄本佑さん)。
のちに道長の長女・彰子(見上愛さん)も一条天皇に入内し、世継ぎをめぐる政争に巻き込まれていくことになります。

いつの時代も、神仏を利用して、人の吉を求める心、願いを叶えたいという思いは同じですね。
最も始まりは、民のために天変地異や疫病をなんとかしたいという想いから始まっていたのかもしえれません。

当時は、病気も物の怪の仕業と考えられていましたので、陰陽師は重宝されていたそうです。
ですが、物の怪は自分自身。
欲のある汚れた心の自分自身だと説く人がいれば、今の世の中は変わっていたかもしれませんね。
大河ドラマを見たり、京都や奈良に旅行するたびに、人心のあり方を菅ファえさせられます。



●一条戻橋 
平安京造成時に造られた約6mの橋「一条戻橋」のミニ再現。
平安時代、この橋を通った遺体が一時的に蘇ったことから、あの世からこの世に戻れる場所として「戻橋」と呼ばれるようになったそうです。

●晴明の雑用係・式神
掃除などの雑用をしていたそうです。


●厄除の桃
清明神社にある桃の銅像を撫でると厄が落ち健康になるといわれています。
桃は古来より魔除け・厄除けの果物といわれており、古事記や日本書紀などでも魔物を追い払う様が描かれています。
 桃太郎伝説で有名な岡山県の「吉備津神社」にも「桃」にちなんだお守りやおみくじが多数あります。
  今年は、桃には罪・穢れを払い人々を健康にし幸せにする効果を思いながら食べてみようと思います。

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