「春の燗」
作詞:姫&珈琲貴族/作曲:金時/歌:そらまめ
1.
あんたが私を 抱いた夜
芸を磨いて 生きていく
指きりしたんや その言葉
一緒に夢見た 日本一
そやけどあんたは 酒浸り
人の情けも 飲み干して
昨日の儲けも 飲み干して
明けても暮れても 酒浸り
苦労覚悟の 恋ねぐら
命の限り あんたのそばに
何があっても あんたが好きや
男らしさを 見せとくれ
2.
笑って支える 女意地
いらん涙は 置いてきた
指きり十年 いつか成る
信じて夢見た 日本一
てっぺん獲(と)るまで 酒を断つ
今までごめん そう言(ゆ)うて
ぐうたら男の 冬が覚め
稽古に明け暮れ 春を待つ
苦労承知の 恋ねぐら
命の限り あんたのそばに
何があっても あんたが好きや
あんたの意地に 惚れ直す
指先冷たい 内職も
明日思えば 温かい
アホウな二人の 物語
てっぺん見えたで 春が来た
苦労実った 恋ねぐら
命の限り あんたのそばに
何があっても あんたが好きや
今夜は二人で 春の燗
2018/2/18投稿
惚れた男のために命の限り尽くしていく。
日本一になるまで、どんな苦労にも耐え忍んで行く
一途な女性。
春の燗の燗は熱燗の燗って書きます。
春が来るのを心待ちにする、女の意地と深い愛を書きました。