桜の木の花の芽が膨らんできました。開花はもうすぐです。(写真)
今日は娘の小学校の卒業式でした。昨夜は猛烈な暴風雨で、天候が心配されましたが、今日はなんとか雨も上がり青空が見えました。
いつもは時間ぎりぎりでゆっくりと学校に行く娘も、今日だけは「早めに行く」と張り切って出かけました。
後から妻と一緒に学校へ歩いて向かいました。日差しが柔らかく春の気配がする日です。上の息子の卒業式から早くも4年、2回目の小学校の卒業式です。
会場の体育館に入るとすでに多くの父兄が着席していました。この学校の卒業式は、面白いことに先生方の席がステージに向かって左側に、卒業生の席は右側にあります。ふつうは先生の席はステージ上にあり、卒業証書は壇上に上がって受け取る形の卒業式が多いと思いますが、この学校では先生と生徒が同じフロアーにいます。
さて、式が始まりました。なんとステージの幕がパッとひらいて、そこから卒業生が2人ずつ姿を現しました。スポットライトがあたり、子供達は恥ずかしそうに微笑みながらステージから降りてきます。なかなかドラマチックな演出です。私達は2回目なので知っていましたが、初めての父兄も多く、会場にはどよめきが広がっていました。
卒業証書の授与を受ける前に子供達は卒業後の自分の抱負を一言ずつスピーチします。ひとりひとり自分で考えた内容を自分の言葉で語ってくれます。子供達の成長ぶりがよくわかります。
式は滞りなく進み、いよいよクライマックス。卒業生達の合唱が始まりました。今の卒業式では「仰げば尊し」ではなくて「旅立ちの日に」という合唱曲がもっともよく歌われるようになったそうです。この歌は上の子の時も聞き、とても感動しました。今回も生徒達の澄んだ歌声が感動的でした。
この歌は埼玉県の中学校の校長先生が「卒業生を送る会」で教職員の出し物とするために一晩で作詞し、翌朝音楽の先生に渡したそうです。音楽の先生はたまたま一限に授業がなかったので、その間に曲をつけました。このオリジナルの歌に卒業生が感動し、共に口ずさみ、翌年からは卒業生がうたう歌になったということです。 校長先生がこの中学校に赴任したとき、生徒は荒れていて、まとまりが感じられない状態であったそうですが、校長先生は教育目標のひとつに「歌声が響く学校」を掲げ、学校の再建に尽力されたそうです。そして、その校長先生の最後の贈り物がこの歌になったのです。その後この歌は音楽雑誌に掲載され、CDになり、全国に広がりました。現在、中学校を中心に小学校から専門学校までの卒業式でうたわれ、「卒業ソング」の定番となっているとのことです。
とてもよい卒業式でした。
最近年齢のせいか、なんだか涙もろくなりました。
♪「旅立ちの日に」が聴けるサイト♪
http://homepage1.nifty.com/mrjsroom/midi/words/tabi_hi.htm
今日は娘の小学校の卒業式でした。昨夜は猛烈な暴風雨で、天候が心配されましたが、今日はなんとか雨も上がり青空が見えました。
いつもは時間ぎりぎりでゆっくりと学校に行く娘も、今日だけは「早めに行く」と張り切って出かけました。
後から妻と一緒に学校へ歩いて向かいました。日差しが柔らかく春の気配がする日です。上の息子の卒業式から早くも4年、2回目の小学校の卒業式です。
会場の体育館に入るとすでに多くの父兄が着席していました。この学校の卒業式は、面白いことに先生方の席がステージに向かって左側に、卒業生の席は右側にあります。ふつうは先生の席はステージ上にあり、卒業証書は壇上に上がって受け取る形の卒業式が多いと思いますが、この学校では先生と生徒が同じフロアーにいます。
さて、式が始まりました。なんとステージの幕がパッとひらいて、そこから卒業生が2人ずつ姿を現しました。スポットライトがあたり、子供達は恥ずかしそうに微笑みながらステージから降りてきます。なかなかドラマチックな演出です。私達は2回目なので知っていましたが、初めての父兄も多く、会場にはどよめきが広がっていました。
卒業証書の授与を受ける前に子供達は卒業後の自分の抱負を一言ずつスピーチします。ひとりひとり自分で考えた内容を自分の言葉で語ってくれます。子供達の成長ぶりがよくわかります。
式は滞りなく進み、いよいよクライマックス。卒業生達の合唱が始まりました。今の卒業式では「仰げば尊し」ではなくて「旅立ちの日に」という合唱曲がもっともよく歌われるようになったそうです。この歌は上の子の時も聞き、とても感動しました。今回も生徒達の澄んだ歌声が感動的でした。
この歌は埼玉県の中学校の校長先生が「卒業生を送る会」で教職員の出し物とするために一晩で作詞し、翌朝音楽の先生に渡したそうです。音楽の先生はたまたま一限に授業がなかったので、その間に曲をつけました。このオリジナルの歌に卒業生が感動し、共に口ずさみ、翌年からは卒業生がうたう歌になったということです。 校長先生がこの中学校に赴任したとき、生徒は荒れていて、まとまりが感じられない状態であったそうですが、校長先生は教育目標のひとつに「歌声が響く学校」を掲げ、学校の再建に尽力されたそうです。そして、その校長先生の最後の贈り物がこの歌になったのです。その後この歌は音楽雑誌に掲載され、CDになり、全国に広がりました。現在、中学校を中心に小学校から専門学校までの卒業式でうたわれ、「卒業ソング」の定番となっているとのことです。
とてもよい卒業式でした。
最近年齢のせいか、なんだか涙もろくなりました。
♪「旅立ちの日に」が聴けるサイト♪
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