なんだか、久々にキーを打ってます
で
先週末の小豆島の話から・・・
またもや、観光に回れなくて・・・しかも翌朝は観光でも待機でもない
直帰組のバスになった・・・というところまで書いたんでしたね
そうそう、その
直帰で、私の家の近所にある医学部系大学病院への
《送り のみ》 で、私はそこで、お客さんに混じって降車
仕事終了
・・・と、なるハズだった
しかし・・・またもや
障害が起きたのでした
3台のバスは、それぞれ
3ヶ所の病院に直行するため、
8時前に、ホテルの玄関に着けました。
N病院行き→
堺病院行き→
S病院行き→
私は、前日、2時まで“元気のいい”ガイドさんたちと、勉強会も含めた
交流会を楽しんでたけど、
「明日は、直行だぁ~
」と、気分もカラダも軽々(笑)
私のバスの運転士は、私が降りた後、2本の仕事が付いていて、
新大阪14:50の迎えのあと、南港送りで、
その後は、神戸港から・・・・・なんやったっけ?忘れたわ
なんせ、病院到着が13:30の予定になっていて、
そこからの時間配分で、振り分けられた勤務なので、
1本目となる、小豆島~堺病院到着の時刻が、次の仕事に関わってくる
大事なところ。。。
運転士は、「間に合うかなぁ・・・渋滞なかったらいいねんけどなぁー・・・」
・・・と、こんな感じで、気持ちはすでに
2本目の仕事
そんなときに、添乗員の
悪魔の声が・・・
「S病院に直帰する人が増えて、バスに乗り切れないので、コチラのバスに乗ってもらいますので、帰りは堺経由→S病院で、お願いします。」
え!? 今、なんて おぬかしになられました?
私も運転士も一瞬固まったわよ・・・
運転士
「堺からS病院までは30分。次の客を乗せるための準備は、なんとかするとして・・・その時点で、2時・・・
到底、次の配車場所への指定時刻到着は・・・
むり
しかし、ここでナントカするのが、バス会社の看板を背負う運転士の腕の見せ所
・・・でも、どう頑張っても、無理なものは無理・・・ってこともある。
まぁ・・・2本目の仕事のことは、フェリーの中から会社に連絡して、
善処するか・・・ってことになったんだけど、
あたしゃー、どーなんのさ
ってハナシだわよ。
客が乗っているので、堺で降りるわけにもいかず・・・
S病院の近くの駅で降車→電車で帰宅か・・・
最悪、新大阪で放置・・・
ま・・・いいんだけどさ・・・・・(-。-)ブツブツ・・・
新大阪までの、回送中に、次に乗るお客さんのための準備を
してあげることができるし・・・まっ、いいっか
と、私は、覚悟を決めたわけよ(^。^)y-.。o○
それにしても、あらかじめ、直帰する人は決まっているのにも関わらず、
なぜ、当日になって「やっぱり直帰します“組”」が、増えるのか・・・。
そうです・・・前夜の夜遊びの“おかげ”なのです
宴会のあと、ゲーム大会、23時から花火大会があり、
深夜2時まで、同行した占い師による《占いコーナー》には、長蛇の列・・・
そのあと、各々 飲めや歌えやで、日ごろのストレス発散で
朝まで楽しむ人が多いので、こうなっちゃうようです。
観光に回る予定だった人が、二日酔いや寝不足で、それどころではなくなり、
ホテルでゆっくりする人や、「やっぱ帰ぁ~えろぉ~♪」って人が増え、
観光組を乗せて、観光に回るバスまで、1台待機を余儀なくされた前回。
今回は、「明日の予定を変更する人は、
夕食が終わるまでに添乗員まで、
申告するようにと、添乗員に「案内しといてください」といわれ、
何度も案内していたのだけど・・・
そうは、うまくいかないんだな、これが(笑)
夕食時の時点で、明日の朝の自分の気持ちなんて、わからんわな~
よって・・・今回のような結果になったわけなんだわさ
ま、ま・・・それはいいとして・・・
問題は、運転士の次の仕事の心配
フェリーの中で、3人の運転士があれこれと
「こっちの道が早いんじゃないか?」とか
「高速を100以上のブッチギリで走って、あとで会社で怒られたら、ええんちゃうか~」とか。。。
(バスの規制スピードは、100kmなので、ちょっとでもそれを超えると
助役あたりに叱られ、ボーナスなどにひびく“査定”に影響するらしい)
しまいには、
「飛べー!」なんて他人事だと思って、冗談まで出る始末(笑)
人間、どん詰まりになると、笑いをとりたがるようですな・・・(-。-)y-゜゜゜
結局、なんだかんだ検討してみたところで、「不可能」が判明してるわけ。
そこに・・・ひとりの運転士が、
「オレの仕事と、交換しよか?」と、救いの手が・・・
その運転士は、直接《S病院》だけ、行くので、
なんとか、新大阪の配車時間に間に合うらしくて。
「早よ言わんかいっ
」って感じで、
双方の次の仕事の時間確認をした結果、その方法で万事上手くいくことが
確信できたので、会社に連絡し、勤務換えの許可をもらい、
めでたし、めでたし
添乗員は、自分の仕事がちゃんと滞りなく、客本位の指示を私達にしてくるので、次の配車がどうのなんてのは、会社の都合であり、彼らには関係ないのです。
旅行会社とバス会社は、「動き方」が違うので、
こういうケースは、まれにあるのかもしれない。。。
なにわともかく・・・丸く納まってよかったよかった
フェリーを降りて、お客さんには港で受け取ったお弁当を配り、
休憩場所までの1時間の間に、食事を済ませてもらうと同時に、
添乗員から「次の休憩場所で旅行に関するアンケートを回収するので、
姫路港を出てから配って、書いてもらっててください。」とのことだったので、
弁当を配り・・・
これがまた、ややこしくてね(笑)
もともと「帰る」っていう人と、昨夜までに直帰に変更した人の分の弁当は
確保できているんだけど、朝になって直帰に変更した人には
お弁当はナシ
・・・で、添乗員のひとの分とか・・(え!私らのはないのに、ヤツらには弁当あったのか?)
かき集めて、不足分を調達してくれたのはいいんだけど、
1名分だけ、足りない。。。
添乗員は、「じゃんけんでもしてもらって、争奪戦させて」なんて、
無責任なこと言いよるし・・・
幸い2人、よほど疲れ果てていたのか、爆睡体勢で、
「私たち、いりません」と言ってくれたので、
「じゃぁ、お隣(お連れ)さんと、半分こして?」と
不足の1個を、うまくさばくことができました。ふぅ~
弁当を、名簿と確認しながら配り終わり、次はアンケート配布・・・
狭い座席に座って、弁当広げ食べながら、書く時間あるのかなぁ・・・
?
私だったら、「あとにして!」と、思うよなぁ・・・
しかし、次のSAまで20分と、時間は迫っていたので
「恐縮ですが・・・」と、アンケート用紙を
「旅行会社の依頼で・・・」と、配って回りました。
ほどなく、SAに着いて、食べ終わったカラの弁当箱とアンケート用紙を回収。
添乗員は先頭車に乗っているはず・・・
先頭車のガイドに
「アンケート集めたけど、添乗員さんはどこ?」と聞くと・・・
「え?うちのバス、乗ってないよ? 一番後ろかな?」
「そかな?」
後車のガイドに聞いてみたが、
「乗ってないよ?」
・・・・・・・・・どーゆーこっちゃ
運転士の話によると、東京に向かうため、添乗員は姫路港で降りたらしい
あの
ハゲ~・・・
アンケート焦って書かせて集めさせといて、これかいなっ
結局、どうするという指示もないままなので、営業所に持って帰ることになったが。。。
いやはや、10数人の添乗員が来ていながら、
帰りのバスには、誰も乗っていないってのは、あたしゃー初めての経験でしたわ
まぁ・・・添乗員に振り回されることは、よくある話ですけどね
・・・で、堺病院には予定通り13:30に到着。
“追加”のS病院に着いたのが14:10。。。
お客さんが全員降りたところで、病院のそばにバスを停め、
次のお客さんを迎えるための掃除。
15分後、準備万端でバスは私を乗せたまま出発
どうなったと思います?
30分後に・・・・・・・・
静かな住宅街を轟音立てて走り、我が家の玄関前に到着
はいな
観光バスで
“玄関横付け”でござんす
次の配車場所に向かうのに、我が家の近くにある高速のICから乗るため
「通り道やし、家の前で降ろしてあげるよ」って
恥ずかしくもアリ、ちびっといい気分
結局のところ、はじめは
《災い》だと、思っていたところが、
『超~ラッキー』な、ことになっていたってことなのです
以上、
小豆島 第2弾のお話で・し・た
そうそう!福田港~姫路港のフェリーで、添乗員とバス乗務員に
ジュース・コーヒー券やうどん券くれるの、ガイドのみなさん知ってました?
販売機でジュースを買っていたら、売店のおばちゃんが
「ガイドさん!お金出して買わなくてもいいんよ! このフェリーは
乗務員さんの分も飲み物と食券を添乗員さんに渡してあるんだから、
添乗員さんに、券 もらっといでよ」って言われたのよ。
しかもその券は、往復とも、添乗員に渡してあるって。
あのハゲども。。。
姫路から小豆島に行く仕事のバス乗務員さん!
気をつけましょう~
・・・ってことで、今日はおしまい
小豆島のあとに、高校の校外レクリェーションの仕事の話と、
今日の幼稚園の遠足で海遊館送りの仕事の話は
またあしたね