![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/db/d7d119146f60f245969b15faf190fca5.jpg)
羽賀研二被告に逆転有罪、懲役6年 未公開株詐欺事件で大阪高裁
2011.6.17 15:06
大阪高裁に入る羽賀研二被告=17日午後12時56分、大阪市北区(彦野公太朗撮影)
未公開株の売買をめぐり、詐欺と恐喝未遂の罪に問われたタレント、羽賀研二被告(49)=本名・當真美喜男=の控訴審判決が17日、大阪高裁であり、古川博裁判長は無罪(求刑懲役8年)とした1審大阪地裁判決を破棄し、懲役6年を言い渡した。
羽賀被告は平成13年6~7月、知人男性に医療関連会社の未公開株を元値(1株40万円)の3倍に当たる1株120万円で売り、3億7千万円を詐取したなどとして逮捕、起訴された。
1、2審を通じて公判の争点は、男性が未公開株の元値を知った上で購入したかどうか。1審では、羽賀被告の知人で元歯科医の徳永数馬証人(50)が出廷し、男性が元値を知っていたことを証言。これを重視した1審は20年11月、羽賀被告に無罪判決を言い渡した。
一方、大阪地検は判決を不服として控訴するとともに21年3月、嘘の証言をしたとして徳永証人を偽証罪で在宅起訴。徳永被告は1審で執行猶予付き有罪判決を受け、羽賀被告は一転して不利な立場に追い込まれていた。
控訴審で古川裁判長は徳永被告の証言について「意図的に虚偽の供述をしたとしか思えない」として信用性を否定。「(被害者とされる)男性の証言は信用できる」と述べた。
羽賀被告と共謀し恐喝未遂の罪に問われ、1審で無罪(求刑懲役4年)とされた元ボクシング世界王者の渡辺二郎被告(56)についても高裁は17日、1審判決を破棄、懲役2年を言い渡した。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます