秋田新幹線こまち脱線、乗客にけがなし…大仙市
2013年3月2日(土)20:12
(読売新聞)
2日午後4時5分頃、秋田県大仙市のJR奥羽線神宮寺―刈和野駅間を走行中の
下り秋田新幹線「こまち25号」(6両編成)が脱線した。
乗客と乗務員計約130人にけがはなかった。
JR東日本秋田支社によると、運転士が車体底部から異音がするのに気づき、
ブレーキをかけて緊急停車した。
車体は約50メートル進んで止まった。
運転士が確認したところ、先頭車両前部のの進行方向右側の車輪が線路の内側に外れていた。
ブレーキをかける直前の速度は時速約20キロ。
午後8時現在、列車は乗客を乗せたまま現地で停車している。
JRは別の車両やバスによる代替輸送を検討。
秋田新幹線の秋田―盛岡駅間は2日は終日運休する。
現場は奥羽線の神宮寺駅から秋田駅方向に約2キロ。
秋田新幹線ではレールを3本敷き、新幹線と在来線で線路を共用する方式を採用しており、
脱線事故が起こる前には在来線が現場を通過していた。
JR東日本が原因を調べている。
運輸安全委員会は鉄道事故調査官を現地に派遣することを決めた。
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