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日本のケースで、一般人、政治家、経済人を問わず、中国の歴史、文化に憧れのような憧憬を持つ世代は、今なら団塊世代以上に多く見られるはずです。
彼等が左翼なら、「毛沢東は。。」で始まり、 反左翼でも、「中国3千年のr歴史」とか「幽宮の五戦年の歴史」を語り口にする人は圧倒的です。
少なくとも、朝鮮半島の国には一片の憧憬もなく、その陸続きの先にある国の文化には不思議と「プラス感」を増幅するのが一般的です。
このことについて、長年に渡り不思議感と違和感を感じてきましたが、その原因は、以下による影響を指摘できそうです。
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まず挙げられるのは、高校授業の「漢文」です。
世界史の好きな高校生でも、古代のインダス文明とか黄河文明などには、あまり興味が行かないのが普通です。まして、中国史関係の夏殷周春秋戦国秦の時代とというか年号を暗記するすることを強要されて苦労した記憶は多くの人の記憶に残っており、その多くは「ツマンナイ」「クダンネェ~」の世界のハズ。←自信度100%
kazanなどは、高2時代の担任が世界史の教師でであり、その教師が披露した覚え方だけは今だに記憶に残っており、それは、お経のを読むように「か~」「いん~」「しゅ~」、「シュンジュウ~センゴク~」「シン」「ゼンカン」
「シン」「ゴカ~ン」(ちーん)「サンゴク」「セイシ~ン」。。。と、それぽっぽくお経の読むような節と鐘の(ち~ん)をく合わせて。。。等と教えてかくれても、世界史の教科書からは何の感動も興味も沸かないのが一般的で、これがノーマルな高校生のはずです。
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ところが、年次はは忘れましたが、「漢文」の授業があって、読みも理解も完全日本語、国語的世界であるのに、異文化的感を匂わす授業があります。
そこで、杜甫、李白、白楽天(白居易)、孟浩然・・。。等の詩文の音読で、なんとなく、その世界にのめり込むか、アレルギーが少なくなるケース少なくないはずです。
つまり、高校時代の漢文授業がその「嫌中感中和ワクチン」になっているケースです。
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次が、小説「三国志」です。
コミック世代なら、横山光輝の「三国志」であり、あの中国大好きNHKが仕組んだのが、人形劇かなんかの仕立てによる長期間の放送でしょう。
kazanの世代なら、吉川英治三国志であり、司馬遼太郎の「項羽と劉邦」
ゲーマーなら、「ゲーム三国志」があります。
このようなワクチンを打たれると、最後のトドメがNHKの「シルクロード」です。
キタローのシンセサイザーが奏でるファンタジー感全開モードで始まるシリーズの「シルクロード」で完全中国大好き人間が出来上がります。