わんぴもハガレン(←買いました)もプルートウもまだ感想書いてないのにこっちかよ(笑)!
なんかもう、予想を遥かに超えて感動しました。
元々ゲームのコミック化というもの自体に期待はしていなくて、動くキャラを拝めればいいや~、という感じで購入。
しかし、ちゃんと読ませる、ちゃんと面白い。
それに驚いて、もうそれだけで充分と思っていたのに、
この最終巻、凄い感動しました。なに、この、久し振りの後を引く心地よくて、でも切ない余韻・・・。
これをゲームで感じたかっ/
決着の仕方は知っているし、大方の場面もほとんど変わっていないのに、何故なんだろう。
やっぱり見せ方、伝え方、って大事なんですね。
いや~、驚いた。本当にありがとうございます。
以下、ネタばれ。ドラッグして見よう。
ゲームとの違いで大きいのは熱血漢のシーザー(笑)。
若くて、まだ未熟で、でも必死で。そこに感情移入出来るし、心から応援したくなりました。
なんと言うか血と肉を備えた人間ぽいキャラになったというか・・・。
それと同じことをルックから感じるとは!!
彼の追い詰められっぷりにゾーッとしました。
「灰色の未来」の恐怖がこちらにも伝わってきました。
力のある人間が上から変えてやろうという傲慢な行為ではなく、残された時間に焦りながら、必死に足掻いて、「人として生きた」彼を感じました。
ルックに対するイメージ変わった。影響されました(笑)。
っていうかいろんなことに得心がいく。
漫画とゲームは別物、という前提には立っているのですが・・・、
紋章が心臓に絡んでいるなんて、そんな危険な状態なら、
そりゃ、「1」でも「2」でもラスボス戦に連れ行けば即効倒れてくれるし(笑)、本来の力を使ってくれないのも納得出来ます。
ごめん、今まで無理させて・・・。
そりゃササライを憎む(妬む)よ、ヒクサク憎むよ。
レックナートに感謝するよ。
私の妄想なんですが、不完全と言われたルックだから、まだ未熟で、でもこれからどんどん発展していきそうな、「可能性」を感じるヒューゴに惹かれるものがあったのかも。
ごめん、ルック。かなり「いい人」じゃん、君。知らなかったよ。
っていうかセラの微笑にヤラレター(泣)!
最後のご臨終のところ、実は私ゲームでは結構引いていたのですが、なに、あの微笑み、あれで心がいっぱいになって素敵場面になったー。何故だ!?
セラはもっと外部の人と関わって欲しかったんですが、いろんな人と関わって変わったルックから間接的に人間の情というものを感じ取って、学んでいたのかな、と思ったのでそれでいいかな。
私のゲームの時の不満その1。3人力を合わせて合体魔法があったー!!!
いや、合体魔法じゃなくてもいいんですが(協力攻撃があると固く信じていた)、せっかく主人公3人なんだから最後はみんなでラスボス撃破だよ!
っていうかあのラスボス!!!! 最高!!!!
超カッコイイ!!!
ああ、あれと戦いたかったー!!!
苦しいルックには申し訳ないが(汗)、あれいいよ!
それからヒューゴがやたらと凛々しくなっていくのが嬉しい(生粋のヒューゴスキー)。
展開が上手いですね。そりゃルックの過去を垣間見たなら助けに行くよ、ヒューゴは。
ルックの意志を継ごうと思うよ。
それにしてもヒューゴの横で満足そうなクリスを見て想う。
この位置こそ彼女が望んでいたものだよね。
1巻から匂わせていたけど、クリスは父親の補佐をしたい、役に立ちたかったからこそ騎士になったのだから。
ああこの後、「灰色の未来」から世界を救う術を探す「継承者」達がどうなっていくか気になる・・・(笑)。
その他いろいろ。
・フッチがルックについて語ってくれた! ・・・そうだよね。
・ササライはこれからどうするんだろう。
・ボルス、クリス様に抱きかかえられたよ、良かったね(泣)!
・ユーバーはどこまで本気だったんだろうな。
・シーザーが愛おしい。青春だ。熱血だ。
・ナディールの「おォウッ!!」にウケた。・・・そりゃーな。
・パズパ様、最終巻にもしっかりご登場。
で、
で、
最後に私のヒュークリビジョン全開。
っていうかヒュークリじゃん!(はい、はい(汗))。
あ、いや、手を繋ぐシーンは普通に感動するんですがね、
ロミオとジュリエット!!!!
なんてサービス!
ヒューゴ格好良すぎ! そりゃヒューゴ様だよ。
ク、クリス、貴重なドレス姿だけど・・・(笑)。
ガチガチしてるよ、可愛い。
ああ幸せだ。
この先もクリスは炎の英雄を支えていくつもりだろうし、妄想が広がるよ。感無量。
長いな、おい(汗)。