Song of the blackbird

ノルマン語で "Song of the blackbird" という意味の名前を持つその美しい建物は、
イギリス南西部の美しい丘陵地帯に静かにたたずんでいました。

丘の上から見下ろすその景色は新緑のまぶしさだけではなく、
可愛らしい子羊のあどけなさにもつい目を細めてしまう。
これからここで夫婦の誓いを結ぶ２人には
この上なくぴったりの場所だと思わずうなづいてしまった。



ブログでもプライベートでも仲良くさせて頂いているnetherburyちゃんと、
そのフィアンセP君の結婚式に招待して頂いた。

光栄にも花嫁のヘアスタイルをもさせてもらい、美容師冥利に尽きました。
（でもしっかり留めてあったはずの髪飾りが強風で飛んでしまうと言うハプニング，というより私のミスがありお二人には大変申し訳なかったです....）



ウエディングドレスをまとった花嫁は，それはもう美しくって輝いていて
前日まで、というか当日の朝までウエディングの為のお花を作っていたなんて....到底思えないくらいでした。

そして当日のP君もとても幸せそうで、愛する女性と結婚する幸せを
噛み締めているようでした。


素晴らしい歴史ある建物、家具の数々、お庭の美しさ
そしてなんたって花嫁自ら（同僚の方々の協力と共に）作り上げた
花々のゴージャスな事。
絵になります。







この週末は大雨と強風で最悪だったロンドンらしいですが、
ここドーセットは寒かったけど雨も大降りにならず、何気に曇り空（時々晴れ）を保っておりました。


新郎P君から新婦のお母様への日本語での手紙、
そして新婦netherburyちゃんからP君の両親へ宛てた手紙（英語よ）をそれぞれ読み、それを渡す場面に、思わず目頭がじーん
改めて，結婚って２人だけの事ではなくて
２つの家族が結合（？）するという大イベントなのだなぁと思わずにはいられませんでした。

そこにいる誰もがハッピーで２人の未来を祝福していて
その場にいるだけでほわぁんとする
ありきたりだけど、とてもいいお式でした。

ここで新しい出会いも。
ブログではコメントを１度かわした事もあったメラニーちゃん、そして密かにブックマークにしていたcinqちゃんにも初対面する事ができました。
こうして出会いが出会いを運んで来る、
いわゆる”友達の輪”が広がる事が大好きな私にとって、非常にハッピーで有り難い一日だったのです。


netherburyちゃん、ぎりぎりまでお花の準備やらコーディネーターとのやり取りでちょっとストレスフルな事もあったと思うけど、P君のサポートもあって
素晴らしいお式となりましたね。
これからも二人三脚で、２人の人生を２人の色にクリエイトして行ってくださいね。
netherburyちゃんのご家族の方にもお会いできて大変光栄でした。

そして


ご近所付き合い、これからもよろしく！