安倍ちゃ～ん、どうしたの。

総理大臣って言う職業は相当タフな神経を持っていないと勤まらないみたいですね。

以前に小泉さんがテレビの取材でこんなことを言っていました。
アナ「毎日相当のストレスを感じておられると思いますが、その解決方法は？」
小泉「今、目の前にあるストレスよりもっと大きなストレスが翌日に来ますから、前の日のストレスなんてストレスじゃなくなるんですよ。」

なるほど、ストレスをストレスで解消するんですね。
まあ、小泉さんの場合は自民党の守旧派や野党を論戦で罵倒したり、次々と仕掛けをしていじめまくりましたからね。
相手困って右往左往するさまを見入るのが、一番のストレス解消になったんじゃないですか。

基本的にサドですね。

安倍ちゃんの場合は、全部自分で受けてしまったんですね。
小泉さんの真似をすればよかったと皆さん言いますが、これは性分の問題ですから、誰でもできません。
小泉さんの場合は喧嘩になればなるほど顔が生き生きしていましたよ。
生来の喧嘩好きです。
短い端的な言葉で相手を罵倒します。あまりにも端的過ぎて相手は言い返せないんですね。

今回質問で、菅さんが「イラクのどの地区が安全化明確にせよ」と質問すると、「そんなこと私に言われても、どこが安全化なんてわかるはずないでしょう」
これには菅さんも予想外の回答で、気迫をそがれていましたね。

安倍ちゃんは、その辺が育ちがいいからまじめですね。
誠実に答えようとします。
でも、政治の世界は誠実に答えちゃいけないこともあるんですよ。
政治の世界で白黒つけようとしたり、正義を追求したらどうしても行き詰ります。

ここはなかったことにしようとか、そんなことは記憶にないとか、あれは秘書が勝手にやったこととか、これぐらいの誤魔化しができる人でないと、大政治家にはなれませんね。

まあ、そんな人には投票したくないですけど。

とにかく、安倍ちゃん、ご苦労様でした。
もう政治家としては駄目でしょうけど、いまさら山口にも行けないでしょうから、奥さんと二人で、家の車庫でも改造してたこ焼きでも焼いて余生を送っていってください。