見てもらえばわかるが、赤いパラソルのオープンカフェが店なのだが入り口は丸井内部にある。列は外まで出来ている。帰ろうとし、ふと後ろを振り返ると向かいのビル２階に『大阪の味 串カツ』とある。関東に串揚げ屋は多いが余りにお上品すぎて行く気にならないのだが、武骨な手書きの看板に惹かれてふらっと入ってしまった。
座るとすぐソースとキャベツが出てきて『キャベツのお代りは自由です』と言う。蓋の２度付け禁止シールが微笑ましい。最近では関西でも一人一人にソースを出す店が増えた。理由は『いくら言っても付け方を守れない人がいる』からだそうな。更に言うとキャベツのお代りが有料の店まで出来た（速攻で潰れたけどね）。キャベツをつまみにビールをゴク。
まずは土手焼。個人的にはスジは煮込みの方が好きなのだが、味噌味も悪くはない。ただ、ちょっと甘過ぎるのが気にはなった。暫くして串カツが出てきた。手元のソースにどっぷりつけて食べるうち、ビールは３杯目となる。ドライや第３のビールでなくモルツを出す所も気に入った。
続いて、てっちゃん（ホルモン）味噌炒め。これはちょっと味が濃過ぎ。ビールが進むのはいいが、甘辛が効き過ぎて、これでは佃煮だ（笑）。しかし、給食の皿のようなアルミのトレイが場末の雰囲気を漂わせ、これで大阪弁が聞こえればまさに通天閣界隈だな。
口直しに野菜と生麩田楽。田楽は生麩の素揚げに甘味噌がかかっている。野菜はボリュームたっぷりで余りカロリー低減にはならないかも。そうそう、肝心のソースだが、中濃とトンカツの間という感じで、僕にはやや甘めだった。ただカウンターにはドロ（ピリカラ）ソースもあるので、使い分ければそう問題ではない。
まぁ、パンケーキよりは低カロリー･･･のはずであったが、どー見てもこっちの勝ち？だと思う。果たしてこの店を見つけて良かったのか悪かったのか（笑）
