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笛を吹く老年



これでこっちをカメラ目線で見てくれたら、構図的にはエドゥアール・マネの“笛を吹く少年”なのだが…“笛を吹く老年”と言われるのがオチか? 十数年前は“笛を吹く中年”(この時はオッサンにしたかな?)と言う題を付け、ここにも書いたが、関東で演奏活動中である中・高校の友人、野田晴彦君が4日に地元香櫨園でミニライブを開いてくれた。

最初聴いた時は勿論友人のライブだから出かけたのだが、一度聴いただけで彼の音色にハマった。聴き出した頃は4人編成だったり、Jazzピアニストの佐山雅弘さんと組んだりしていたが、近年は奥さんの赤星ユリ(pf)さんとのDuoで活動している。

関東だと同級生の固定客が何人かついてるのだが、関西で、しかも馴染みの無い香櫨園教会だと観客は少ないか?ちょっと心配だったが信者さんがいっぱい来てくださり、最終的には立ち見が出る程盛況だった。野田曰く『ガラの悪そうな爺さん達が砂被りに居るんで客が減った』(笑)



ギター数本持ち込むのに比べ、笛は楽ですなぁ。これが今回の持ち駒全て・・・と言いたいが、南米の笛サンポ-ニャは演奏者の手の中でスタンバっていた。横にすると音程調整用に仕込んだ豆が転がり出てしまうという厄介な楽器で、童心の抜け切らんO島がダンゴ虫を入れてたが自力で脱出・・・野田、冗談やでぇ。



まずは挨拶、手に持っているのがそのサンポーニャ。子供の頃、空き瓶を吹いて遊んだ人も多いと思うが、あれが音階別に束ねられていると思えばいい。ただ材質は葦の茎でガラスではない。吹き口を移動させるので慌ただしく見えるが、音は素朴そのものの音色だ。隣の美女が奥様のゆりさん。



中国、雲南省の笛で巴烏(ばーうー)という横笛。吹き口が中途半端な位置だが、この長さで端にあると怪物くん(ふ、古ぅ~)・・・今なら麦藁のルフィか・・・並みに手が長くないと演奏出来ない。なんとも言えんのんびりした?音色がたまらん。

世界の笛と名乗るだけあって、アイリッシュ=ティン=ウィッスル、Topの写真は日本の篠笛等多彩な構成だ。因みに篠笛はシノブエでササブエではない。兵庫県民でも丹波が付かなければ篠山を『ササヤマ』とは読まん。最初に篠山市と名付けた奴らがアホなのだ。『今更、住民投票で無駄金使うなよ!』と脱線するワタシ。

演奏が終わり、同級共と暫し歓談。場を提供してくれた牧師さんに感謝しかない。フリーでやってくれたので、どこぞで一献と野田・赤星夫妻を誘うが御母堂の世話があるという事で断念した。じゃ残りで行くかと言えば『医者が』『肝臓が』と聴衆元悪ガキの打ち上げも無し。夙川の名店“でめきん”で一人酒と洒落る。Duoに感謝しつつ、野田醤油で頂く刺身とサッポロ赤星。奥様のユリさんがステージでは赤星姓を名乗ることを知らんと意味がない・・・オチがイマイチやなぁ(笑)。

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