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踏みたい背中(その1)

最近、と言ってここ数年になるが肩が凝り易い体質になってしまった。経年劣化もさることながら、運動不足とパソコン作業が拍車をかけているように思う。今思うと若い頃から凝り性であったような気がするが、マッサージなんかに行ったことも無かった。

今更やる気はサラサラ無いが、スクラムを組んでた頃、肩凝りには縁が無かった。多分、スクラムというのは肩凝りには効くのではないか。なにせ16人分の体重が3箇所にかかるので、一肩5人分強(笑)。指圧ならぬ肩圧が良かったのだと思う。

先日、京都でマッサージというか指圧の名人に当たった話を書いた。それまでは患部を押す(すなわち指圧)のは軽度の打ち身を作るに等しいと言われ、信用していなかったが実際に効くとなると信じないわけにはいかない。やってもらう時の気持ち良さと、その後の快適さは忘れがたいものがあった。

関東では大体クイックマッサージという、逆向きの椅子みたいなものに腰掛けて背中を揉んでもらう。銀座の数寄屋橋阪急ビルに入っている店には名人が3人いて、ここへ良く通っていた。ところが年末に一人止め、なんと今月になってもう一人が止め、残りの一人は別の支店へ異動になってしまった。さて困った。

ぼーずはナショナルに言われるまでも無く、綺麗なお姉さんは大好きであるが、マッサージだけは腕で選ぶことにしている。(別にこの3人の女性が不美人と言うことではないので誤解の無いようにネ) 困ったことに、上手い人がどんどん減っているのだ。どうもブームに乗り、ちゃんとした講習を受けてないのではないかと思う。
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