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🌸話題の女子高生🌸

2018-05-16 14:32:16 | お話
話題の女子高生


最近、あるメキシコの女子高生がニュースになったのをご存知ですか?
その女子高生の名前は、グアダルーペ・パラシオスさん。

メキシコ南部チアパス州の公立高校に通い、クラスでは、「ドナ・ルピタ(ルピタさん)」という愛称で呼ばれる人気者です。

授業中では熱心にノートを取り、ダンスの授業でも活躍する頑張り屋の生徒なんだとか。

フランスの通信社「AFP」の記事によると、先月4月16日、グアダルーペさんは制服の白いポロシャツと黒のスカートで初登校。

上からピンクのカーディガンを羽織って自分らしさを出したそうです。
これだけ切り取ると、ごくあふれありふれた高校生の入学風景に思います。

でも、実はグアダルーペさん、
御年96歳。

誰よりも年上の女子高生だったのです。

貧しい家庭に育った彼女は、家の畑の手伝いに明け暮れる子供時代を過ごし、学校には通えませんでした。

成人後は市場で商売をし、計算はできるようになりましたが、
読み書きを学ぶ機会はなかったそうです。

そこで92歳の時、一念発起して読み書きの講座を受講。
しかも、そこで歩みを止めません。

さらに小学校の成人向けコースに申し込み、
4年足らずで中学校の過程まで修了してしまいます。

その後、普通の公立高校に入学し、80歳年下のクラスメイトたちから拍手で迎えられたのでした。


「今ならボーイフレンドに手紙も書けるわ」
と笑顔で話す姿が素敵がグアダルーペさん。

「すごいなぁ」と思わず声に出してしまったのは、記事の最後の一文です。

「そんなパラシオさんは、既に高校卒業の先を見据えている。

100歳の誕生日までに卒業し、

いつの日か、幼稚園の先生になることが夢だそうだ」


ちなみに、ブルーブルガリアでも76歳の男性が小学校に入学していたり、

オーストラリアの大学では97歳という史上最高齢で4つ目の修士号を取った男性がいるそうです。

その話を聞くたび
「学ぶことに年齢は関係ないんだ」
とあらめて感じます。

昨年本誌に掲載された脳神経外科・上田孝先生いわく、
人間の脳神経細胞には、ものすごい「可塑性」があるのです。

形を変えられる粘土のように、脳のも刺激を与えるほど、できることが増えていきます。
その上、何歳になってもその勢いは衰えないといいます。

私も今まで勉強してなかった事や「今からじや遅いな」と思っていた事に挑戦してみたくなり、
その一歩になりそうな講座に応募してみました。

ドキドキしながら結果待ちです。


(「みやざき中央新聞」H30.5.14 取材ノート野中さんより)