
昭和43年、東京の大学を卒業後、郷里の鹿児島に帰ってきた。
公務員試験の受験勉強をしていた。
孤独で友達もいなかったので、住んでいた川内市(現、薩摩川内市)の合唱サークルの参加した。歌の興味より友達が欲しかったのである。
サークルの中に、目のくりっとした愛くるしい純情な女性がいた。
ある時、デートに誘ったら喜んで応じてくれた。記憶は薄れているが、公園などを散策したようである。
デートは一回切りであったが、次に、合唱サークルで会ったときに、黙って薄いピンクの手編みのマフラーを渡してくれた。
彼女にとっては、初めての男性で、デートに誘われたことが嬉しかったのかもしれない。優しい気持ちの女性であった。
そのマフラーは、50年後の現在も色あせることなく使用している。
若いころの、淡い思い出である。
追憶
1987年、私が31歳のころで、合唱サークルに参加していた7~8年後の曲である。
好きな曲で、カラオケ喫茶店で良く歌う。
追憶/市川由紀乃 + 五木ひろし
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